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in コイカツ日記

コイカツに見るエロゲーに重要なものは何かを緩く考察する

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Koikatu 2018-05-03 10-02-01-573



イリュージョンの新作であるコイカツですがキャラメイクにおける顔の造形の幅はハニーセレクトやプレイホーム等と比べて低いため多彩な顔の造形を楽しむことができるキャラメイクの楽しさはそれらの作品に比べると大きく見劣りすると感じます。(これは管理人の主観ですがアニメ調の顔が極端に言えば皆同じ顔に見えるため)ですがゲーム本編に限るとハニーセレクトやプレイホームをプレイしていて不満に感じていたエロゲーとして欠けていた要素を見事に払拭していると感じますが個人的には割と楽しくプレイしています。この記事ではコイカツが何故面白いと感じるのか?ハニーセレクトやプレイホームにエロゲーとして何が欠けていたのか緩く考えてみたいと思います。



まず最初に管理人はハニーセレクトが初めてプレイしたイリュージョンゲームですが久しくエロゲーというものをプレイしていませんでした。最後にプレイしたのは記憶が正しければアリスソフトからリリースされた妻みぐいという寝取られ系の作品ですが調べたところ2002年の作品だそうで記事を書いている時点で今から16年前の作品ということになります。ゲームで移動する際に登場するキャラは2Dで描かれておりHシーンなどは紙芝居風に挿絵が切り替わるシステムだったと記憶しています。(2016年に妻みぐい3が同じくアリスソフトからリリースされていることには驚きました)


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蓮間 香苗

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水森 千穂

SSはアリスソフト公式サイトより


この妻みぐいという作品は個人的にかなり好きな作品であり結構な時間やりこんだゲームですがエロゲーとしてとても良くできていると感じます。この記事では昔のエロゲーである妻みぐいという作品とイリュージョンのハニーセレクトとプレイホーム。同じくイリュージョンの新作であるコイカツを比較してエロゲーに求められ必要なものとは何かを考えたいと思いますがその関係上最初に妻みぐいというゲームのシステムについて簡単に解説したいと思います。


最初に妻みぐいのストーリーを簡単に解説しますと主人公である津崎悟(卒業間近の大学生)が思いを寄せる同じマンションに住む未亡人の水森千穂となかなか進展がないまま就職も決まりマンションを引き払うこととなりますが、時を同じくして隣の部屋にある若い夫婦が越してきます。その若い夫婦の人妻である蓮間香苗は主人公が水森千穂に思いを寄せていることを知るが何事にも奥手で自信がなく千穂に自分の気持を上手く伝えることができない主人公を見かねて二人の間が上手くいくように恋愛の手助けを申し出ます。「貴方に足りないのは、セッ○スに対する自信よ…」主人公の自信のなさが恋愛経験とセッ○スをしたことがないことから来ていることを見抜いた香苗は主人公に自信を付けさせるために恋愛とセッ○スの指南をすることとなります。







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妻みぐいは香苗から性の手ほどきを受けながら自信を高め最終的に本命である千穂を口説くことが目的となりますが、選択肢によっては香苗と結ばれることも可能となるマルチエンディングとなっています。アリスソフトの公式サイトのキャラクターの欄には記載されていない物の、たしかもうひとり年下の奥手の男の子が登場してこの男の子を香苗に性の手ほどきをさせて佳苗と男の子が結ばれるというと聞こえは良いですが佳苗が男の子とのセッ○スに溺れて落ちてしまう闇落ちエンドも用意されていたと思います。

ゲームシステムはマンション内を移動して様々な登場人物と会話したりすることで「らぶP」と呼ばれるポイントを獲得していきますがゲーム内で調教を受けるために必要なポイントとなります。ターン制が設けられており1日3ターン好きな行動が可能となっていますがどの項目を選択しても失敗がなくレベルを上げることが可能となっており香苗は主婦のため香苗に性の指導というか調教を受けることができるのは昼間に限られています。

マンションを探索して住人と会話をするなどしてポイントを稼ぎ香苗に性の手ほどきを受けつつレベルを上げていきますがレベルがある程度上がってきたら本命の千穂を口説いていきます。千穂は奥手なので最初はなかなか千穂の部屋に入ることも叶いませんが徐々に千穂は心を開いていきHに至りますがHが成功する度により千穂はより大胆になっていきます。最終的に千穂と結ばれればエンディングとなります。また今住んでいるマンションを引っ越しのため引き払うまでの日付は決まっており限られた時間で目的をいかに達成できるかが勝負となります。

※アリスソフト公式の妻みぐいの解説を引用しつつ再編集しています。





管理人はエロゲーというものを何十本もプレイしたわけではなく20代の頃に数本プレイしたくらいですが、たまたま手にしたこの妻みぐいという作品は非常に面白く一番印象に残っている作品となります。イリュージョンからリリースされているハニーセレクトやプレイホームのゲーム本編のエロゲー要素だけを見るとたしかにグラフィックは非常に美麗です。GPUパワーに物を言わせリアルタイムでレンダリングされ3Dで描写された美麗な女性キャラがヌルヌルと動き性行為する描写をみると15年ぶりとかでプレイした最新のエロゲーはすごいなあと素直に感じ初めてプレイしたときは驚きと興奮を隠すことができませんでした。

ただそれはあくまでもテクノロジーの進化に対しての驚きであり前述したイリュージョンの作品をエロゲーという観点から見た場合にグラフィックを除いて全体的に評価した場合にハニーセレクトやプレイホームのエロゲーとしての評価は残念ながら記事を書いている時点で16年前の作品である妻みぐいには大きく見劣りすると感じます。

個人的に其のように感じるのは一言で言えばハニーセレクトやプレイホームにはHに至るまでのプロセスが圧倒的に足りていない。この一言に尽きるのではないかと感じます。妻みぐいでは最初に香苗と行為に至るまでには住人と会話をするなどしてポイントを稼ぎ佳苗との調教イベントを繰り返してレベルを上げ千穂に望むこととなりますがHに至るまでのプロセスというものが適切に用意されており、随所にイベントが発生するため性行為以外の部分も楽しむことができゲームの没入感というものに貢献していますが苦労して初めて千穂と結ばれエンディングを迎えたときはエロゲーといえども今までの過程を振り返って感慨にふけったものです。

それがハニーセレクトやプレイホームではどうかといえば女の子と出会ってそれこそ3秒で合体の世界です。AVにもそんなタイトルの作品があったような気がしますがAVはネタとして見るから面白いのであってエロゲーといえども出会ってすぐに行為に及ぶことができたとして楽なことは楽ですが果たしてゲームとして面白いのでしょうか?個人的には全く面白いとは感じたことがありません。

ハニーセレクトやプレイホームが例えばの話、自社制作による今までに例のない画期的なゲームエンジンを使用してそのゲームエンジンによる新しいテクノロジーのデモンストレーション的な意味合いで作成された作品ということであれば話は別です。VR専用タイトルであるサマーレッスンやVR彼女はゲーム自体のボリュームは短いようですがVR技術のデモンストレーション的な意味合いが強い作品だと思いますのでその場合には問題にはならないと思います。









Koikatu 2018-05-05 10-00-11-429


ここからはコイカツの話にシフトしますが管理人は年齢相応に何人かの女性と今までお付き合いをさせていただきましたが、交際や行為に至るまでにはそれなりのプロセスを経ることになります。コイカツをプレイして個人的に思うのは現実で女性とお付き合いするまでの過程もゲームであるコイカツで意中の女性と交際し行為に至るまでの過程もたいして変わらないと感じます。

現実でも気になる女性と合っているとき以外に例えば電話をするなどして会えない時間にも互いのことを徐々に理解していくプロセスが発生します。この子とは相性が良さそうだと感じたら食事に誘ってみる。食事のOKが出たら食事がてら映画に行きませんか?等と誘ったりドライブに誘ったりと場所は様々ですが実際に逢ってデートをしてみてフィーリングが合うか確認する。

その後何度かデートを重ねこの女性とはフィーリングがあうと感じこの女性といつも一緒にいたいと感じたらドラマやゲームのように付き合ってください!とは個人的には自分からは言いませんが相手の女性も自分と同じように感じていたら、どちらが言い出すわけでもなく自然と交際の流れに至るものだと思います。そして好きな女性と愛し合いたいと思うのはごくごく自然なことですので行為に至るものだと思います。

リアルで女性と付き合うまでの過程を一つのゲームとしてのプロセスだと考えた場合には様々なプロセスを経ることとなると思いますが流れをざっくりとまとめると以下のような感じになると思います。

気になる意中の女性ができました。その女性の好感度を上げるためにはどうすればよいか考えてみる。彼女の趣味はどのようなものだろうか?どのような会話をチョイスすれば楽しんでくれるか模索し最適な回答をチョイスする。ある程度仲良くなりデートに誘うことに成功した。この女性はどのようなデートスポットだと喜ぶだろうか。彼女の好きな料理のジャンルを普段の会話から糸口を探ってみる。

彼女が好きな食事はフレンチ、中華、イタリアン?はたまた和食なのか?普通に聞いたほうが早いから聞くとしてジャンルが絞れたら初デートでファミレスは味気ないから店の雰囲気がよく窓からの景色が良さそうで、なお且つあまり堅苦しくない店で比較的リーズナブルにランチを食べることができる店を幾つかチョイスして彼女の好きなジャンルに適した店を幾つかピックアップする。デートスポットは彼女が楽しめそうな場所を事前に幾つかチョイスして最終的に相手の意見を聞きながら流動的にチョイスする。

長くなるのでデートに誘うまでの流れをざっくりと書き出してみましたが、リアルでデートに誘うまでのこの一連の流れを一つのプロセスとして捉えた場合に意中の女性の好感度や親密度がどうすれば上がるのかを考えて最適な答えを常に模索する。リアルではゲームと異なり女性の現時点での好感度や親密度がどの程度なのか当然インジケーターとして見えませんが、ある程度当たりをつけてそろそろデートに誘っても食事くらいならOKをくれるかもしれないから誘ってみる。駄目だったら単純にその日の都合が悪いのか親密度がまだ足りないのかを見極めて後者であればさらに好感度や親密度が上がるように今までのプロセスを繰り返す。脈がなさそうであれば潔く撤退する。







Koikatu 2018-05-05 10-00-11-429


このような一連のプロセスを考えた場合にリアルでもゲームであるコイカツでもあまり変わらない事がわかると思います。コイカツでも最初に女性が自分から話を積極的にするタイプなのか、それとも話し下手で男性から話題を振ったほうが楽なタイプなのかを判断し前者であればこちらから話題を振るを選択し選択肢の中から世間話しや恋バナを振るなど適当で良いですが後者であれば質問を選択し女性から話題を振ってもらうようにして上げる必要があります。

リアルでも自分から話題を振って話してくるし話題を振られても大丈夫な話し上手な女性と、逆に話下手で自分から話題を振るよりも話題を振ってくれたほうが楽な女性がいるわけですがコイカツも同じことがいえます。リアルでもゲームでも女性の親密度や高感度がインジケーターとして見えるか見えないかの違いはあるけど最終的な目的を達成するためにやること自体は別段変わらない印象を受けます。

仮に初デートで合った直後にどこに行こうか?と話題を振ったら「ラブホ!」と言われてラブホに行って行為に及んだとしてそれはそれで嬉しいことは嬉しいのかもしれませんが多分管理人は二度とその子はデートに誘わないと思いますし少なくとも本命の相手としては見ないと思います。

また例えば風俗に行って女の子が自分の席に来たとしていきなり行為に及ぶことはないと思います。普通は行為の前に多少なりとも女の子と世間話などをしつつお互いに緊張感を解してから行為に及ぶと思います。いくら風俗とはいえ会ってすぐに流れ作業のように行為に及んで終始無言で愛想も悪くやることやって抜いたら終了するような店や嬢だったら個人的には二度と行きませんけどね。

長々と書きましたが言いたい事は最終的に交際や行為に至るまでの過程がエロゲーであっても非常に重要だという点です。いえエロゲーであってもではなくエロゲーだからこそ必要だと個人的には強く感じます。







旅先で偶然辿り着いた場所。
そこは静かな郊外にそびえたつ巨大な建造物。

豪華な佇まいのロビーに足を踏み入れた時、まるで貴方を迎え入れるように声をかけてくる一人の女性。

「いらっしゃいませ、ようこそ」

その女性、シトリーに案内されるまま建物の奥に進んでいく・・・・・。

そこはパートナーを探す場所。
貴方だけのパートナーを選び、共に甘いひと時を過ごすためだけの特別な空間。
この場所で紡ぎ出されるのは果たしてどんな物語なのか。

それは、「貴方」と「ハニー」次第なのです。


これは言うまでもなくハニーセレクトのストーリーですがこのストーリーに語られる内容を見るとプレイ前はこれからどのような体験ができるのかワクワクすることと思いますが実際にゲームをプレイしてみたら出会って3秒で合体の世界です。妻みぐいやコイカツにあるような行為に至るまでの過程というものがすっぽりと欠落しています。個人的にはハニーセレクトやプレイホームにおける行為中の描写自体はリアルタイムにレンダリングされた美麗な女性キャラがヌルヌルと動きこの点だけ見れば素晴らしいと素直に思います。ただ女性との行為以外の部分や行為に至るまでのプロセスというものがまったくといってよいほどありません。個人的にハニーセレクトやプレイホームはエロゲーというよりは好きな女性キャラでコスチュームを自由に設定して体位を自由に選択してカラメラワークを自由に設定して鑑賞するAVを見ているような感覚になりますがこれでは正直エロゲーとして機能していないのではないかと思いますし不満を覚えていました。

ハニーセレクトのストーリーというか趣旨が今ひとつ不明ですが仮に高級会員制の風俗店のような場所だとしたら個人的にはハニーセレクトのゲーム性は風俗店で遊ぶ過程を楽しめるようにしたら面白くなったと思います。

入店したらシトリーが出迎えてくれて店に所属している女の子をチョイスする過程をゲームとして楽しむことができるようにする。女性を選択したら部屋に入り行為に及ぶ前にお酒を含め飲み物を注文することができる。飲み物を飲みながら会話を楽しむことができるようにするとか。行為の前にシャワーを一緒に浴びる。行為をする。行為の最中も行為の種類を選択するだけでなく行為中もゲーム形式で会話や女の子のリアクションを多少なりとも楽しめるようにすればなお良いと思います。行為が終わったら女の子に見送られながら店を出る。番外編として店外で仲良くなった女の子と食事などデートができるようにする。とか軽く考えるだけでもアイデアは色々と出てきますがこの一連のプロセスをいかにゲームとして楽しむことができるのかを考えるのが腕の見せどころだと思いますが、ただ行為を見ているだけではAV鑑賞と何も変わらないと思います。AVというのも観察していると物語形式で進行するものが多いと思いますが行為に至るまでには台本に沿って幾つかのプロセスがあり行為中も終始無言というわけではありません。




個人的に管理人がコイカツが面白いと感じるのはハニーセレクトやプレイホームにおいて行為に至るまでのプロセスというものが圧倒的に欠落していた点が大幅に改善された点です。もちろん恋愛シミュレーションを謳ってはいるものの会話の選択肢が少なすぎる点やデートの行き先を幾つかの選択肢からチョイスすることができない。デート中何をしているのかどこに行っているのかの挿絵が挿入されることすらないなど不満点がないわけではありません。また女の子の好感度が上がるのが早すぎてすぐに交際や行為に及ぶことができるのも少々不満ですがたくさんの女の子とお気軽にハーレム状態になることができる。カジュアルに楽しむという意味においてはデメリットではなくメリットになり得ると思いますのでこのあたりは一長一短でしょうか。

ハニーセレクトやプレイホームで感じていた不満点が大幅に改善され行為に至るまでのプロセスを楽しむことができるようになった。エロゲーとしてのゲーム性が大幅に向上していることを考えれば必要にして十分というしかなく改善する余地は多々あると思いますが個人的には十分に満足できるし及第点を与えることができると感じます。

エロゲーだろうとなんだろうとゲームとして重要なものは最終的な目標を達成するに至るプロセスでイベントがどれだけ用意されているか。またそのプロセスをどれだけ楽しむことができるのか、その過程において没入感や達成感、ドキドキやワクワクする感覚をどれだけ味わうことができるのかに尽きると思います。それができるゲームはRPGだろうとエロゲーだろうとジャンルを問わず優れたゲームだと言えると思います。

ハニーセレクトやプレイホームについて少々辛口な内容となっておりますがこれらの作品のゲーム本編におけるエロゲー要素を面白いと感じるか否かというのは恐らく年齢と恋愛とセッ○スの経験がどの程度あるかでかなり異なってくると思います。管理人のように良い年になるとそれなりに経験値が蓄積するわけですがただ女性と行為に及ぶだけでは正直物足りなくなってきます。セックスも同じ相手としているだけだとマンネリになるしHって結構疲れますしね。ぶっちゃけ女性の裸を見ても若い頃のようにドキドキ感やワクワクする感覚はほとんどなく「ほーん。んで?」状態ですので。年齢を重ねある程度経験値が蓄積すれば行為に及ぶまでの過程というものを最も重視することになるのは自然な流れかと思います。管理人も若ければ余計なことを考えずに純粋に面白いと感じたと思いますので若い方は純粋に面白いと感じるとは思いますけどね。






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