Nikon 双眼鏡 アキュロンT11 8-24x25 ポロプリズム式 8-24倍25口径 レビュー

nikonアキュロン双眼鏡


さてNikon 双眼鏡 アキュロンT11 8-24x25 ポロプリズム式 8-24倍25口径が届いたので、
簡単に使ってみた感じを書いてみたいと思います。

大きさは400gの豆腐サイズくらい。
かなりコンパクトな製品です。
グリップ部分とレンズの部分のようにぶつけやすい箇所はラバーで仕上げられています。
この辺りは気が利いていると思います。

とりあえず窓から外へ向けて双眼鏡を覗いてみました。
予想通りというか倍率8倍から10倍というのがおおよそ手振れで使用できる限界というのは、
間違いないようです。
8倍での像の解像度、歪み、コントラストはまあ値段相応といったところですが、悪くはないです。
良くも悪くも値段相応ですね。
さらに倍率をあげて12倍、16倍、24倍まで倍率を上げるともう手振れを抑えきれず、
ブレブレです。
正直酔いそうになります。
24倍まで倍率を上げると解像度も大幅に低下します。

10倍以上は一応設定できますけど、手持ちでは正直実用に耐えうるレベルではないかと・・・
とりあえずブレブレな状態でも対象を捉えたいときに一時的に設定する倍率であって、
視野角が急激に狭まる事もあって使い図らいのは間違いないです。
たしかに倍率8倍と比べると24倍のインパクトはでかいですけどね。
ここまでの倍率はやはり三脚を利用するのが一般的だと思うので、
メーカーもユーザーのニーズに合わせてとりあえずズームにしてみました的な製品なのかな?と思いました。
素人ほどズームを好むとか聞きますし、管理人もおもいっきりズームの誘惑に負けましたので、
間違いないかと。
個人的には8倍から12倍の範囲でもズームで使えるのはたしかに便利ではあるため、
コンパクトで軽量なこの製品にあえてズームを採用したのは悪くはないかなとは思います。

後日近所というわけでもないんですけど河川敷にいってバードウォッチングしてきましたけど、
やはり倍率8倍から10倍が手振れを考えるとブレがなく使える範囲ですかね。
昼間の屋外使用においては充分な明るさを得ることができます。

8倍で全体を確認してから徐々に倍率を切り替えて対象をアップで覗くことができるので、
やはりズームの恩恵はおおきいですね。
倍率8倍で丁度良い気もしますし、ちょっと物足りない気もしますので、
その辺りは実際に実機を用いて使用してみないと分からないところですが、
実際に使用してみると肉眼だと豆粒サイズの対象も倍率8倍でレンズの1/3のサイズで写るレベルで大きく捉えることができますので、8倍の恩恵というのはかなりのものだと実感しました。

各倍率の使い勝手が分かっただけでもこの製品を購入する意義は概ねあったかな?
レンズの口径が大きいとそれだけ製品のサイズも大きくなりますからね。
なるべく荷物を少なくして気軽にバードウォッチングを楽しむには、
製品自体コンパクトですし軽量ですので悪くない選択肢だとは思います。

まとめ
使用できる許容範囲は手持ちの場合8倍から10倍、よくて12倍といったところ。
それ以上の倍率はブレブレですけど一時的に対象を捕らえるのになんとか使えるレベルかな?
レンズの解像度、歪み、コントラストは1万弱という価格を考えれば可もなく不可もなく値段相応といった感じ。
まあ、悪くはないです。
常用8倍から12倍ズームと考えれば割と使えるのではないかと。
こんなところでしょうか?

やはりズームは鬼門ではありますがそんなズーム製品の中でも光学レンズメーカーのNikonが手がけたこの製品。
8倍ではちょっと物足りない、そんなときに12倍まではなんとか使用できる範囲、
それ以上の倍率は一時的に24倍まで確認する事もできる。
そんな製品と考えればコスパ的にはまずまずの製品といえるかと思います。

追記(14/12/15)
後日、野鳥公園にて鴨の観察を行ったのですが、
その際柵等にひじを掛けて双眼鏡を安定させる事で、
比較的に12倍ー24倍の倍率でもブレを最小に抑えつつ、
なんとか使用できる許容範囲であることが確認できました。
物理的に三脚を使用するねじ穴がないためそのような方法を取るしかないのですが、
かなりのブレを軽減する事は可能なようです。
もしくは壁等に寄りかかって双眼鏡を固定するなどのやりかたもブレ軽減には効果を発揮すると思われます。
すくなくとも上記のような方法を取ることでブレを抑制し、
12倍ー24倍も有効な倍率として使用できる製品のようです。
ただの手持ちだとやはり8倍ー12倍が限度なのは変わらないと思われます。

倍率の目安ですが1倍で35mm換算で50mmの焦点距離と同等だそうです。
倍率8倍で400mm。24倍で実に1200mm。
柵や壁を利用して固定することで手持ちながら割りと手振れも抑える事ができ、
ピントあわせもどの倍率でもシャープに合わせることが可能。
ただの手持ちだとピントを合わせることも24倍まで行くと困難ですけど。

商品自体は軽いですしコンパクトなので三脚を用意せずに気軽にバッグにいれて持ち歩けて、
利用できる事は最大のメリットですが、河川敷など見渡す限り壁や柵などがない場所だと、
正直24倍の倍率のメリットを享受することは手振れを考えると難しいところ。
そこで多少機動力は落ちますが一脚を利用したいところですが物理的に固定するためのねじ穴がないんですね。
そこが唯一の欠点でしょうか?
一脚が装備できれば、三脚を持ち歩くのは重量的に機動力も落ちるしかさばるし、
でも一脚だったら気軽に持ち歩ける事ができて手振れも環境に左右されずに高倍率も使用できる。
と、いい感じだったんですけどね。
その点だけちょっと残念です。

追記(15/02/02)
その後気付いた点ですが、どうも接眼レンズを覗いた際、
通常であれば左右のレンズが重なって見えるものだと思いますが、
この双眼鏡だと結果的に単眼レンズのような使い方でしか見れない模様。
左右のレンズが重なって見えません。
この件でニコンに直接問い合わせたことはないのですが、
ネットの記事でこの双眼鏡でのニコンとのやり取りがあり、
ズームの性質上そのように見えるのは仕様であると回答があったのだとか。
個人的にはコンパクトでありズームでもあることから、
結果的に単眼レンズとして見えてもそれ以上にズームの恩恵はありがたいため、
不満はありませんが人によっては選択肢として致命的になる可能性があります。
気になる方は一度店頭で商品を手に取り確認される事をお勧めします。
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