クロスボウの狩猟について思うこと

さて、今回の記事というかコラムになるんでしょうか。
スリングショットを実際に手にとって実際に射撃した感じとしては、
正直使いこなすにはまだまだ練習をようすること。
おそらく練習に練習を重ねても鴨くらいの大きさの鳥に対して5mくらいの距離から射撃して、
なんとか当たるか?一発で仕留める事ができず動きを鈍らせた後で、2発、3発発射してなんとか仕留められるかなというレベルかと。
フォールディングファルコンはなんでも威力5J程度らしいので、そんなところかと思います。
10mとか15mの距離から狙撃して仕留めるとかちょっと今の管理人の錬度では想像もできないですね。
スリングショット自体が環境省で正式にと言うわけでもないのでしょうが、認められているのは、
現状法律の抜け穴的に問題がないレベルというに過ぎないとは思いますが、
ようは装薬銃だと火薬の爆発時の燃焼ガス、空気やガスの圧力で飛ばす空気銃は法律で定められているのは、
もちろん威力や精度という二つを高次元で兼ね備えている事が大きいのだと思われます。
空気銃を例に取ると最新のプリチャージ式の空気銃で90J弱、有効射程距離は70mに達するらしいのですが、
ライフリングが刻まれている事からくる精度も相当なものだとか。
それ以外にはポンプ式とかスプリング式とかあるらしいですが、10J弱といったところ。
有効射程は20mから30m程度だそうですが、ライフリングが刻まれている事。ライフルスコープを使用することで、
やはり精度は高いようです。
それと比べるとスリングショットは、とても万人に使いこなせるものではないようです。
まず最低限ゴムを引ききる筋力が求められます。
そのうえで正確に狙撃するのは正直たゆまぬ練習意外にはセンスが求められるものと思います。

狩猟読本をちょこちょこ読んでいるような状態ですべて読破したわけではないのですが、
狩猟をスリングショットで行おうとした場合正しい法令を理解するのはなかなか大変だと思いました。
免許フリーとはいえ狩猟免許保持者と同等の知識が求めれますので。

極端な話、法令に対する理解の浅いまま鳥獣保護法違反者を続出させる前に、
これ、いっそうの事スリングショットも狩猟免許が必要にすればよいと思うんです。
そうすれば嫌でも法令を学ぶことになりますし、登録や更新に対し納税が発生する。
あらたにスリングショットで猟のできる特区を設定し猟銃保持者と住み分けを行うことで、
いわゆる入猟税も国庫に入るわけですので。
また一日にとって良い鳥の種類や数は法令で定められておりますが、
現状スリングショットにおいては行政に報告する義務や規定は存在しないようです。
行政としても正確に把握する事に繋がるのではないでしょうか?

現状どの程度スリングショットにおける猟をしている人数がいるのかは分かりかねますが、
今後認知がすすみスリングショット猟の人口が増えるにしたがって、
現在規定している狩猟可能な鳥の数、種類が適当かどうか?の判断を図る事も容易になります。
それ以上に一番の理由はスリングショットでは鳥は取れないと漠然と考えているからなのかもしれませんけど。
まあ、威力はともかくよほど練習を重ねないとたしかに当たらないと思いますね。
ただ、それだと鳥獣保護法の条文における半矢の問題をどう考えているのでしょうか?
いたずらに負傷鳥獣を増やす事を禁止するために威力の低い武器による狩猟を禁止していたはず?
ちょっと引っかかりますね。

思うのはスリングショットという威力が300FPS越えのコンパウンドクロスボウの1/10以下の代物が、
仮にスリングショットが5Jだとすると1/20以下です。
これが曲がりなりにも合法ならクロスボウを禁止する理由は何処にもないと思うんです。
おそらく射程20m程度ならライフルスコープつけてスコープの調整が適切にできてさえいれば、
それ以上の距離、30m以上は錬度次第といった感じでしょうか。
大抵の方が鴨程度の大きさの鳥なら問題なく一撃で仕留められると思います。
手元の320FPSのブロードヘッド仕様のワイルドキャットで充分というかオーバースペックすぎるくらいです。

クロスボウといっても種類がありますよね。
ざっと分けてもピストルタイプとフルサイズ。
リカーブか、コンパウンドか?
ドローウェイトやFPSのスペックだけで判断しても様々な種類があります。
正直威力10J弱程度のピストルクロスボウと100Jオーバーのコンパウンドクロスボウを同じクロスボウと定義するのが、
おかしな話だと思います。
テンポイントクロスボウならヒグマも仕留められますからね。
鴨を半矢にするのがせいぜいのピストルタイプとヒグマを仕留めるテンポイントクロスボウを一緒にするのもねえ。
1J以下に定められているおもちゃの空気銃と狩猟用の空気銃を同列に論じているようなものです。

繰り返しになりますが、半矢になる事が前提のスリングショットが認められて、
弓矢で一括りにされてクロスボウが禁止される理由は何処にもないと思います。
和弓とコンパウンドクロスボウ、コンパウンドボウでは威力、精度ともに比較になりません。

ここは定義を定めるべきだと思います。
たとえば仮に鳥や小動物は280FPS以上。
鹿は320FPS以上。
熊は400FPS以上とか。

ここで上げた数値はあくまでも管理人の主観ですので、
数値は適宜調整すればよろしいかと思います。

あと、個人的にクロスボウを使用した狩猟のメリットをあげれば、
仮に猟銃に使用される散弾の有効射程距離50mとします。
射程も長く散弾であることから広範囲に弾が発射されるため、やはり猟師であるとか通行人に対する誤射、
まあ、FPSでいうフレンドリーファイア?は避けられないと思います。
クロスボウはその点仮に有効射程20mから30mだとします。
スコープ越しに狙いを定めたとしても有効射程が短いです。
目視で矢先も含め周囲を確認し人がいないことを確認した上で射撃すれば
大きな事故になる恐れは矢を外したとしても少ないと思われます。
当たればただでは済みませんが、それは散弾も同じ事。
散弾のように弾がばらつかないため、安全性は相対的に高いという見方もできるのではないでしょうか?
プリチャージ式の空気銃が仮に90J弱で50mから70m程度の有効射程距離をだせるのなら、
それより威力のたかい100Jオーバーのコンパウンドクロスボウは、威力が高いが、
有効射程ははるかに短いわけです。
これ、普通に考えてどちらが誤射を考慮した場合安全だと思われるでしょうか?
あと個人的にコンパウンドボウよりもコンパウンドクロスボウの最大のメリットをあげるならば、
素手では引く事が困難なドローウェイトの弦を掛けた後保持してトリガーを引くまでAIMに弦の重さを、
気にすることなく集中する事ができる。
この点は最大のメリットだと思います。
どうしてもクロスボウ以外の弓では弦の重さに耐えつつAIMする必要がありますが、
その点を無視する事ができます。
結果的に高い精度と素手では決して引く事のできない弦の重さから来る威力を出す事が可能なわけです。

ただこれはやはり認知度の問題も高いものと思われます。
税関職員でクロスボウって分かりますか?と尋ねて知りませんという方はまず職業柄いないと思いますが、
環境省の鳥獣保護業務室と警察の生活安全課でクロスボウのことについて問い合わせた事がありますが、
クロスボウって何ですか?と逆に聞き返されましたので・・・
人によるとは思いますけど。

行政でのクロスボウに対する認知度を考えれば弓矢と一括りにされるのもやむ終えないのかなと思いました。
といっても、コンパウンドボウと比べて射撃場もまともにありませんし、
絶対的な認知度が低いのはしょうがないですね。
コンパウンドボウのような競技性もスポーツ性もクロスボウには残念ながらありませんし。
クロスボウを購入して一ヶ月の人と10年の人でどこまで精度に差があるのか?
正直熟練度に応じた違いが出るとは思えません。
誰でも弦を引く事さえできれば精度を出す事ができるのがメリットですので。
この性質上オリンピック競技にクロスボウがあがる事は到底ありえません。
クロスボウにライフルスコープを装着する事を禁止すれば話は別ですけど。
ライフルスコープを装着して狙いをつけることができるというのも、
精度という意味でコンパウンドボウよりコンパウンドクロスボウのほうが狩猟にとってメリットというか、
優位に立てるポイントだと思います。

まあ、そうはいってもクロスボウは銃でも刀でもないので銃刀法の取り締まりの管轄でないので、
警察以外で許認可を何処で行うんだとか?保管の問題等、問題が色々と出てくると思いますし、
あらたにルール作りを定める必要が色々と出てくるものと思いますが。
そこは政治家と行政のお仕事。
がんばってルールの整備に取り組んで頂きたいと思います。

これだけ狩猟の人口が減っていて年齢層の高齢化も顕著です。
今後爆発的に増える事もなく、狩猟人口は今後20年で激減し緩やかに消滅まで行かないんでしょうけど、
減るものと推察できます。
現在の狩猟人口の過半数は高齢者ですので。

猟銃所持は正直調べれば調べるほど面倒でその維持にはお金も時間もかかるようです。
お金と時間を持ち合わせた人間にしか銃で狩猟をするという行為は認められないのか?と思うほどです。
賃貸組にはまず賃貸物件の大家が部屋に実銃を置く事を認めない可能性が高い。
みんながみんな戸建てに住んでいるわけでもあるまいし。
日本の住宅事情を考慮して欲しいものです。
銃を委託管理すればいい話かもしれませんけど。
委託管理している銃砲店が24時間営業しているわけでもないので、朝、銃砲店に向かって銃を受け取ってから、
狩場に向かうとなると、ついたら昼過ぎ?冬はただでさえ日が落ちるのが早いもの。
午後4時には暗くなるので帰りしたくしなければいけないので、行動に大幅に制約が加わります。
できれば日の出とともに狩場について行動したいもの。
楽しいより面倒くさいという感覚が勝るのは否めない話です。
これは猟銃人口が減るのも致し方ないことだと思いました。

なんか狩猟読本読みながら色々とその辺りの管理のことを想像するだけで正直面倒くさくて、やっぱりいいか?って
なりますよ。
いっそうのこと、猟銃は警察で一括で委託管理してくれれば話は変わるんですけどね。
24時間やってるわけですから。

とりあえず、いいたいことは色々とありますが行政には銃に限定せずにスリングショットの例からも、
コンパウンドクロスボウやコンパウンドボウ等威力と精度に優れた道具が現実にあるわけです。
これを害獣対策に使わない手はないと思いますね。
これらが狩猟として正式に認められれば、勝手に国庫に税金納めてくれて、
勝手に鹿といった害獣を取ってくれるんですから。
農作物の被害にあっている農家からすれば銃であろうが弓であろうが害獣を駆除してくれれば、
手段は何でも良いはずです。
害獣対策に新たに予算を計上して対策をするくらいなら、
弓矢の規制を取り外し新たにルールを設定し狩猟で使用できるようにするべきだと思いました。
過去の例にとらわれず、柔軟なシステムの構築、行政運営を心掛けて欲しいと思うところであります。
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