中華製 真空管ヘッドフォンアンプ Huya Force 6J9




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Huya Force 6J9 真空管アンプ HiFi ヘッドフォンアンプ ステレオ HIFI オーディオ プリアンプ 電源 / 6J9 Vacuum Tube Integrated Amplifier Mini Audio

最近AMAZONで購入したおもしろいアイテムがありますが、中華製ヘッドフォンアンプ、Huya Force 6J9です。この製品は奥行き111mm、幅69mm、高さ32mmという大きさで高さは真空管を装着してもおよそ73mmと非常にコンパクトでその見た目の小ささはまるでおもちゃのようです。この製品の面白いところはヘッドフォンアンプに真空管を使用している点ですが、おもちゃのような外観とは裏腹に中低域の音は分厚く非常に温かみのある音が出ます。

このヘッドフォンアンプですが、一般的なオーディオ機器で使用されるピンプラグではなく3.5mmのミニピンプラグ(ステレオ)を接続する形式です。アンプ本体にはミニピンプラグ(ステレオ)の入力用の端子が一つ。ミニピンプラグ(ステレオ)の出力用の端子が一つあります。この接続端子がミニピンプラグであることから本来の用途は恐らくですがスマートフォンやMP3プレーヤーなどのオーディオプレーヤーとして使用できる機器を接続することを想定されていると思われます。

アンプの出力は公称1100mW (32Ω)と記載されていますが、正直そこまでの出力があるようには思えません。試しに手持ちのイヤフォンオーディオテクニカのATH-EC700(インピーダンス:16Ω)を接続してみるとヴォリュームをあげ時計の2時辺りで十分な音量を稼ぐことができますが、オーディオテクニカのヘッドフォンATH-A900(インピーダンス:44Ω)を接続すると最大までヴォリュームを回しても音量はイヤフォンの半分程度しか出ません。ヘッドフォンのインピーダンスは18-600Ωまで対応しているとのことですが、手持ちのヘッドフォンのゼンハイザーHD650は300Ωあるため試していませんがA900の44Ωで音量がまともに稼げないことを考えると公表の1100mw(32Ω)というのは、少々誇大表示な気がします。

アンプ自体の出力はヴォリュームを最大まで上げてもそこまでの音量を稼ぐことはできずメーカーの公称している値ほど出ているとは思えませんが、手持ちのオーディオテクニカのヘッドフォンアンプヘッドフォンアンプAT-HA20が100mW+100mW(32Ω)ですが、このアンプよりは出力は高いと思われますが、精々200mwから300mwくらいだと思われます。本来の用途からすれば十分な出力ではあります。

またヴォリュームも無段階調整ではなく、カチ、カチとダイヤルを刻むようにヴォリュームを調整するのですが、少々安っぽいです。(価格も安いのですが)

この製品にはCDプレーヤーやSACDプレーヤーに接続してヘッドフォンアンプとして純粋に機能するほどの出力も音質も到底期待できそうにありません。そもそも手持ちのヘッドフォン(インピーダンス:44Ω)を接続しても音量がまるで稼ぐこともできず音質的にも際立った点はなくそこらの安価な製品と変わりもないです。ただ手持ちのMP3プレーヤーに接続してATH-EC700(インピーダンス:16Ω)のイヤフォンで視聴してみると思ったよりこの製品悪くないです。

MP3プレーヤー単体と比較すると明らかに中低域に音の厚みが増していることがすぐに分かります。手持ちのヘッドフォンアンプの一つオーディオテクニカのAT-HA20と比較してもその中低域の音の分厚さはなかなかのものです。手持ちの中華製のヘッドフォンアンプShanling PH100とはさすがに比較対象にすらなりませんが。

このヘッドフォンアンプですがもともとの接続する対象が携帯型のオーディオプレイヤーだと思われますが、そのようなプレイヤーと接続した場合の音質は悪くないと思います。



個人的にこのヘッドフォンアンプを購入したのは携帯型のオーディオプレイヤーと接続することを考えたわけではなく、たまに家でギターを弾く際にアンプシミュレーターを使用しているのですが、VOXのTonelab STという真空管を使用したものを使っていて、ヘッドフォン端子に直接ヘッドフォンを接続しても音量が稼げないのでヘッドフォンアンプAT-HA20を接続して使っていましたが、音質的にはそこまでの不満はないものの、もう少し音量を稼げないものかと思いとりあえず安い中華製のヘッドフォンアンプを探していてこのHuya Force 6J9という真空管を使用したヘッドフォンアンプを試しに購入してみたわけです。

試しにアンプシミュレーターVOXのTonelab STにこの中華製ヘッドフォンアンプを接続しATH-EC700(インピーダンス:16Ω)のイヤフォンを接続してギターを弾いてみると予想外に良い音が出ます。今まで繋ぎで使っていたヘッドフォンアンプAT-HA20よりも音量は十分に稼ぐことはできますし、なにより全体的に音に厚みが増しており真空管の温かみのある音を実感できます。この中華製の真空管ヘッドフォンアンプですが、ヘッドフォンで聞くと音質的にも音量を稼ぐこともできないことからも実用には耐えることは個人的に難しいですが、インピーダンスの低いイヤフォンで聞く分には音量も十分に稼ぐことができ音も予想以上に良いです。正直AT-HA20など比較になりません。

このような使い方は本来の用途ではないのは間違いないですが、元々おもちゃのようなルックスと価格の製品ですので、自分の用途に結果的に見合うのなら遊んだものがちだと思います。購入前はほとんど期待していませんでしたが、この真空管を使用した中華製のヘッドフォンアンプですがなかなか良い音させます。これはなかなか面白い製品を購入したものだと思います。これで5500円で購入できるのなら悪くないを通り越しよい買い物をしたと思います。

以前はこの手の製品はEbayなどで取り寄せていたのですが、最近はAMAZONでも手軽に購入することができるようになったようです。この手の中華製の安価な製品はなんでも国産メーカーが中国で製造している場合には製品の品質はそれなりに保たれるものの間に日本のメーカーが入っているわけではない場合には厳密に製品の検品をしているわけではなく不良品が当たり前のように混ざっているとのことですが、彼らに言わせると検品にかかる手間と人件費を考慮すればとりあえず出荷して不良品が出たら交換すれば良いのでは?とのことですが合理的といえば、合理的のような気もします。

このような事情があり(ネットの伝聞なので本当かどうかは分かりませんが)製品自体の品質は良くてもロット単位で当たり外れの幅が大きいのが中華製の安価な製品でもあるもののAMZONプライムに対応していれば返品対応はAMAZONにすればよいので、仮に不良品を引いたとしても手軽に返品、交換対応を求めることも可能なため、海外のオークションサイトなどを利用することに比べれば不良品をつかんだときのリスクはほとんどなく、安価な面白い中華製アイテムを気軽に購入することができます。AMAZONの品揃えも最近では安価な粗悪品が多く並んでいますが、うまくいけば安価ながら質の良い商品を購入するチャンスでもあります。FX-AUDIOというブランドのTUBE-01Jという真空管プリアンプなど5000円を切っており価格を考えれば相当に良さそうです。次はこの製品を購入してみようと思います。まさに虎穴に入らずんば虎子を得ずでしょうか。

いずれにせよ、この中華製の真空管を使用したヘッドフォンアンプですがヘッドフォンが実質的に使用に耐えないことからイヤフォンでの使用が前提となりそうですが個人的には音質的には十分満足でき真空管ならではの温かみのある音が出る。音量も筐体から考えるとメーカーの公称値までは出ていないにしろ十分なものがあると、なかなか良い製品だと思います。この手の製品も中華製ではなく国産メーカーからの販売だったら幾らになることやら。

この製品に限りませんが中華製の安価を通り越した格安のオーディオ製品ですが、なかなか面白いです。










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