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in メンタルヘルス

厚生労働省がベンゾジアゼピン系薬に添付文書で注意喚起を促した件

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厚生労働省は3月21日睡眠薬や抗不安薬で使用されるベンゾアゼピン系の薬に対して医師から処方された用量通りに服用していたとしても継続して使用することで依存性が生じることがありえるとして医療現場に対して対象となる44成分に対して注意喚起を促す添付文書を改訂するように通知したようです。

精神科や心療内科に通院していない大多数の方にとっては自身は無関係と思われるかもしれませんが、この44成分は内科でも処方される薬が含まれているため注意喚起の意味で記事にしておきたいと思います。

まずこの44成分の中には抗不安薬として幅広く使用されているデパス(エチゾラム)も含まれます。このデパスですが、内科等でも肩こりなどの症状を訴えた患者に対し従来であれば簡単に処方することができたことから向精神薬と知らずに医師から処方されたため漫然とのみ続けていたら強い依存性からデパス中毒もとい依存症に陥ったというのは良く聞く話です。

管理人も睡眠薬が効かなくなったので睡眠薬の代用として服用していた期間がありますが、この薬は個人的にやばいと思いました。一見すると飲んだ直後から強い不安感が収まり眠りにつくことができる、おまけにきつい肩こりも無くなると、一時期は魔法の薬などと思っていた時期もありましたがとんでもないです。

油断しているとどんどん服用量が増えていき、そもそもの不安感もベンゾの副作用だったという落ちです。この薬はOD、オーバードーズして服用される方が多いというのはうなずけます。人によっては精神科や心療内科での処方量だけでは追いつかず薬を求めて個人輸入で海外からの並行輸入でデパスを大量に取り寄せて、乱用しているようですが、ネットでもリアルでもそのような人を何人も見ていますが、もうこの薬は人によってはりっぱな麻薬です・・・

ベンゾを服用していたときは常に強い謎の不安感がつきまとっており、複数の医師に話してもベンゾとの関係は否定される方が多くその不安感は元々あったものですと仰られる方がほとんどでしたが、ベンゾを止めたいまではそのような不安感はまったくありません。服用をやめ離脱症状を乗り越えた今だからこそ分かりますがデパスは約3時間ほどで血中濃度が最大となり、半減期は約6時間ほど。時間の経過とともに薬の効果が切れてくると不安感が出てくる。その状態で薬を飲むと不安感がなくなる・・・

あの謎の不安感はベンゾの所為としか思えません。デパスは服用当初の効果は絶大ですがかなりやばいです。(これはベンゾ系の薬全般に言えることでデパスだけにいえるわけではありません)

このデパス、抗不安薬ですが慢性的な肩こりを訴えると処方されることもあるようですが、注意が必要です。

睡眠導入剤であるゾピクロン(アモバン)、ゾルピデム(マイスリー)、トリアゾラム(ハルシオン)なども44成分に含まれます。睡眠薬の代名詞的な存在であるフルニトラゼパム(サイレース、ロヒプノール)もこの44成分に入りますが、基本的にこの薬は精神科や心療内科ではないと処方できないと思われますが、管理人は近所の内科で不眠を訴えたところ睡眠導入剤が処方され、その薬が半年ほどで効かなくなったところ最寄の精神科に紹介状を書いて貰い精神科にいくことになりました。その医師が横柄な方で正直気分が良くなかったので、そのことを内科の医師に訴えたところロヒプノールを処方してもらえることになった経緯があります。

その後漫然とロヒプノールを飲み続け気がついたら重度の睡眠薬依存症に陥り強い副作用に苦しむことになりました。慢性的な体調の悪さを医師に訴えて検査をするも異常はなし。

何かがおかしいとネットで情報を漁るうちにベンゾ系の睡眠薬の類の危険性を知ることになりました。ベンゾ系の薬には強い依存性と薬を止めたくても服用を止めると強い副作用に見舞われる離脱症状が出ます。アメリカではなんでも70年代にはベンゾ系の薬に強い依存性と中毒性、離脱症状があることが主に医師ではなくベンゾを処方され服用している患者側が問題提起し社会問題として認知されていたようですが、日本ではそのような状況は放置され現在に至るまで注意喚起はおろか処方制限すらありませんでした。

今回厚生労働省が添付文書という形で注意喚起を行いそれとともに処方期間にも制限が加わったようですが、あくまでも今回の注意喚起は用量を守って服用した場合でも依存が生じる恐れがあるという弱い表現に過ぎませんが、7年余りベンゾ系の睡眠薬を服用した人間から言わせていただくと、依存が生じる恐れがあるどころか間違いなく強い依存性から服用をやめることすら難しいほどの依存に襲われます。

またこのベンゾ系の薬の一番の問題である薬の服用を止める際の離脱症状が非常に強い点が上げられますが、この離脱症状の苦しみは言葉で言い表すことができないほど強烈でそれこそ地獄の苦しみが待っています。

日本では残念ながらこのあたりの認識は大多数の精神科や診療内科を含めた医師、薬剤師、看護士いずれも持ち合わせていないと考えたほうが無難です。何件かはしごして何人かの精神科医や診療内科の医師に体調の悪さを訴えベンゾ系の薬の依存性、副作用、離脱症状との関連性について問いただしたことがありますが、大抵の医師は分からないではなくベンゾ系の薬には依存も離脱症状も存在しないと断言されています。そのあたりの認識は薬剤師に確認してもかわりません。

日本のベンゾ系の薬を取り巻く現状は残念ながらこのような状況です。このような状況では厚生労働省、医師、薬剤師、看護士のいうことはまったく信用できず、自分の身は自分で守るしかありません。

医師はベンゾ系の薬に対して正しい知識を持って処方していると考えないほうが良いです。初めて処方された薬が出た場合、向精神薬に分類されるものなのかネットで調べてから服用するということを意識する。向精神薬に分類される場合、服用しないほうが無難です。

怖いのはベンゾ系の薬を長期間服用し体調が極度に悪化していても、血液検査やCTで脳波を検査する程度ではベンゾの影響かどうかを判断することは現状できないようです。日本全国で探せばどこかにあるのかもしれませんが、一般的な総合病院で検査しても問題はないと判断され精神的なものでは?と三行半を突きつけられるのが落ちです。

よって検査機関は実質ないに等しいと考えたほうが無難です。医師や看護士、薬剤師など医療従事者がベンゾ系の薬に対する正しい認識もなく実質的に検査機関も存在しない。薬剤師には医師の処方した内容が適切であるかどうか?ベンゾ系の薬が長期間処方されているが果たして問題はないのか?といった監査の役割を期待しないほうが良いです。

厚労省が注意喚起したのは用量を守っても依存することがあるという弱い書き方ですが、現実的には短期間で確実に強い依存を引き起こし服用を止めることが難しくなる。そして止めたときは強烈な離脱症状が待っています。仮にこの記事を読まれている方はこれらを聞いてそんな薬を飲みたいと思いますか?

仮に慢性的な不眠に悩まされている方がいるとして睡眠薬は怖いけど睡眠導入剤くらいなら・・・と思われている方も絶対飲んではいけないとはいいませんが、意思の弱い方、カフェイン、アルコール、タバコ、ギャンブルなど様々ですが自らの精神を安定させる上でなんらかのアイテムに強く依存している方はこの手の薬は服用しないほうが無難です。この手の薬は服用当初は恐ろしく効果がありますので睡眠導入剤の定番であるマイスリー程度でも抜群に効くことと思います。

本来であれば眠れないのであれば近所を1時間でも2時間でもマラソンするなりウォーキングするなりして体がくたくたになるまで疲れさせた後、ゆっくりと湯船につかり入浴をすれば嫌でも眠くなると思いますが、実質問題として面倒です。大抵の方は運動するより酒を飲んで眠気を利用して眠りにつこうとしたりすると思います。そのほうが楽ですので。慢性的に不眠に悩んでいる人間が飲めば確実に眠れる薬が目の前にあれば薬に頼ることになるのは目に見えています。そのほうが楽ですから。気がつけば長期間服用することになり止める際の離脱症状に苦しむことになることは目に見えています。

一説によればベンゾ系の薬は2週間から4週間程度という短期間でも依存が形成されるという話も聞きます。管理人が7年余り服用していた睡眠薬と睡眠導入剤を断薬する際にまず睡眠薬を断薬した後で睡眠導入剤を断薬したものの、睡眠導入剤をやめる際はベンゾ系の睡眠薬ほどではないもののそれなりにきつい離脱症状に襲われ止めるまでには相当にきつかったです。結果的に断薬するのに1年ほどの期間を要し、断薬し薬なしでも眠ることができるようになった後でもベンゾの離脱症状と思われる様々な不快感に襲われ、それらの症状が緩和し落ち着くまでにさらに1年ほどの期間が掛かりました。ベンゾ系の睡眠薬は気軽に服用してよい類の薬でないことは明らかです。このことは世の中の人に認知していただければと思います。

後、もう一点。管理人は生活環境の変化で気分の落ち込みがひどく慢性的な食欲不振を訴え最寄の内科に行き処方されたのが
ドグマチールという薬です。このドグマチールですが立派な向精神薬です。この手の向精神薬には副作用として食欲が増すというものがあり、食欲が増すという効果が得られる薬というのは漢方以外だと選択肢はほとんどないようです。このような向精神薬が内科でも普通に処方されることもあるので注意したほうが良いです。

このような薬には頼らず、ベッドに入り1時間たっても2時間たっても眠れないのであれば、いっそうのこと近所をジョギング、ウォーキング、サイクリング、散歩等なんでもよいので体を適度に動かし体を疲れさせ汗をかき、筋トレをして入浴はシャワーを使用せずに湯船にゆっくりと浸かり風呂に入る。

人間死ぬほどに疲れればいやでも睡魔が襲ってきます。特に仕事がデスクワークで精神的に疲れるけど肉体的にはまったく疲れない、筋トレや運動もほとんどする習慣のない方は要注意です。管理人も慢性的な不眠に悩んでいたころは仕事がデスクワークでしたが、肉体的な疲労感は皆無でした。自身の経験則で言うと精神的な疲労と肉体的な疲労はバランスよく両者が疲れていない場合に起こる印象です。現在は筋トレや運動を生活習慣に取り入れているため寝つきは抜群によいです。

薬には多かれ少なかれ副作用がつきものですがベンゾ系の睡眠薬は副作用だけでなく短期間で依存が形成され薬を辞めようとすれば離脱症状に襲われ辞めたくても辞めることが難しいです。数年単位で使用した場合に薬を辞める際には誇張抜きで地獄のような苦しみを味わうことになります。

このような薬には頼ることなく不眠の原因をつぶし筋トレや運動を習慣付けるようにして体を適度に疲れさせる。薬に頼ることなく不眠を改善できるように生活習慣を改めるよう努めたほうが良いです。



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