ニード・フォー・スピード(2015)をクリアしたので感想でも




ニード・フォー・スピード(2015)をクリアしたので簡単に感想を書きたいと思います。最初に一言で言えばプレイした数あるレースゲームの中でこれだけ夢中になり、のめり込んだのは、久しぶりだと思います。とにかく面白かったです。ただ、これはどうなの?という不満点が無いわけではありません。ただその不満点を払拭するだけの面白さを持ったまさにレースゲームだと思いました。



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グラフィック

まずこのゲームですがグラフィックがとにかく美麗であり、これはゲームに対する没入感を嫌でも高めることに貢献しています。このゲーム、基本的にゲーム内時間が夜と朝方しかないのですが、大抵の場合、雨が降っていたり雨が降った後で路面には水溜まりが散見されます。この水溜りに対する光の反射が非常に綺麗です。水溜りというのは一例ですがゲーム内のオブジェクトに対する光の反射が非常に綺麗で、車に雨粒が付着していればその雨粒に対して光が反射して実にリアルです。

このゲーム内時間が夜もしくは朝方に限るという設定は、このオブジェクトに対する光の反射による美麗さがより生きるため上手く機能していると思います。ゲームのグラフィックもここまで来たかと驚くばかりです。



サウンド

このゲームをプレイしていて楽しく感じる事に貢献しているのは間違いなく車の音です。エキゾーストノート。マフラーから聞こえるエンジン排気音ということになりますが、どの車も非常に格好良く、いかにもバリバリにチューニングした大排気量のマシンから聞こえるような迫力のあるものという感じです。このエキゾーストノートが実際のリアルの車と同じなのかは分かりませんけどね。

このエキゾーストノートが迫力満点で文句なしに格好良い。これはレース中にプレイヤーの操る車ももちろんのこと、競争する他の車も含めてレース中に響き渡り、迫力は満点と言えます。このサウンド面における迫力あるエキゾーストノートという要素もゲームプレイに対して臨場感や没入感を高めることに貢献しています。

レース中にBGMが流れますが、この曲のラインナップもどれも格好良くゲームの臨場感を高めることに寄与しています。ただレース中にAmy等から電話が掛かってきますが、電話に応答するとBGMの音量が下がり没入感が削がれます。これは少々頂けません。出なくてもよいのですが、出ない場合一定時間ブーブーと携帯から不快な音が響くためそれも鬱陶しいです。せめてレース中は電話がかからないようにしてほしかったと思います。ただ、それ以外は文句のつけようがないです。


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ゲームプレイ

このゲームはストリートレースということもあり、市街地、高速道路、港湾におけるジムカーナ等コースは実に多彩ですが、とにかくドリフトを多用することになります。メインミッションであるamyイベントなどは難易度EASYでも途中からドリフトを駆使しなければ必然的にミッションをクリア出来ないようになっています。

特にドリフトの使い方に対するチュートリアル的なものは用意されていないため、まさしく体で覚えてね。と言わんばかりですが、このドリフト自体は馬力の低い序盤ではコーナーで車を進行方向に対して傾けつつブレーキを掛けつつサイドブレーキを引いて上げることでできるものの、当初はなかなかコツを掴むことが出来ずにコーナーの度に壁にぶつかりまくりでイライラの連続でした。

その後、延々と練習を繰り返すことで何とかドリフトのコツを掴むことが出来ましたが、上手くドリフトができるようになると俄然ゲームがおもしろくなってきます。慣れればドリフトが面白いくらいに決まり、峠などでは連続するコーナーというコーナーでドリフトが決まりコーナーを綺麗に抜けたときは相当に気持ちが良いです。

レースをクリアすれば難易度EASYで2000ドル、Mediumで3500ドル、HARDで8000ドルの賞金が入るのですが、序盤は難易度EASYやMediumでレースを重ねコツコツと賞金と経験値を稼いでいけば、5万ドル程度のお金はすぐに貯まるのでこのくらいの購入価格の車であれば、それほど苦労すること無く捻出することが出来、余ったお金はすべてチューニング費用に回すことになります。

初めに3台の車の中から1台車を貰うことが出来ますが、とりあえず管理人はシビックを選択しました。このゲームの予備知識がまるでなかったので適当も良いところですが、チューニングも全くしていないこのあたりのグレードの車は非常に遅いです。おまけにタイヤのグレードが低いためグリップ力も低く、サスペンションもノーマルではコーナーもよく曲がらないしブレーキもよく効かない。序盤ではこのゲームあまり面白くは感じませんでした。





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その後、レースを重ねて賞金を稼ぎお金を貯めて念願である初めての車を購入することにしました。このゲームでは様々な車を購入することが出来ますが、RX-7FD3S、ワンエイティ180SX、スカイラインR32、マツダの初代ロードスターであるNA、トヨタスープラJZA80、ホンダNSXであったりと90年台の国産スポーツカーが選択できることが非常に嬉しいです。

管理人が若い頃はこの手の車は当時の最先端であり性能の高さ、ルックスの良さ、価格の高さからあこがれの車でもありました。このような90年台を代表するスポーツカーをゲームの中で購入して乗ることができるというは個人的に非常に面白い要素です。

それ以外にもスカイラインR34、R35、シルビアS15、S2000、外車はBMW、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ等実に多彩です。人によっては車種が少ないという不満もあることと思いますが、個人的には十分です。

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最初に購入したのはマツダのRX-7、FD3Sです。リアルでは1991年に発売されたこの車ですが、車のデザインは文句無しで格好良く、漫画イニシャルDでも赤城レッドサンズのリーダーである高橋涼介の弟が乗っていましたが、このゲームでも乗れると知り早速購入してみました。

ですが、チューニングしていない購入したてのRX-7は正直いって最初に貰ったシビックとあまり変わらなくない?というレベル。最高速も全然伸びないし、こんなものかあ・・・と非常に落胆したのを覚えています。


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ですがレースを重ね賞金を稼ぎチューニングを施していくと、車は確実に早くなります。このゲーム、チューニング項目が非常に多くターボやニトロに始まり、マフラー、インテークマニホールド、エンジンブロック、CPU、フューエルシステム、カム等多岐に渡りますが、これらの項目を一つづつランクの高いパーツを装着していくことで着実に車は性能を上げ、さらにレベルを上げ、Amyミッションをクリアすることでアンロックされていく高ランクのパーツを装着することで車は最終的に劇的に早くなります。


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また見た目のカスタム項目もバンパー、ボンネット、フェンダー、リアウイング等、細かく変更できボディキットを装着すればそれらの項目をまとめてカスタム可能です。面白いのがワンエイティ180SXですがボディキットで車の前半分をS13シルビアに変更して、シルエイティにすることが出来ます。


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これって誰がやりだしたのか分かりませんけど、180SXの前部を破損した際に、リトラクタブルヘッドライトは修理するのに部品代が高くつくため、台数が多く部品代の安い姉妹車のシルビアの前部を使ったらどうだろうかという発想をしたことが原点だそうですけど、180SXとS13はパーツの互換性が高く、流用が比較的容易に行える点を活かしたこの発想はなかなか面白いですが、この仕様がゲームの中でもできるという遊び心が面白いですね。

このような90年代を代表とする国産スポーツカーが選択できる、AE86といった車のチョイスもできる、ゲーム中随所に見られる演出の数々は漫画イニシャルDの名場面を彷彿とさせますが、開発スタッフがイニシャルDを意識しているかは分かりませんがその影響を多分に受けているような気がします。実際にどうかは調べていないので分かりませんのであくまでも管理人の憶測ですけど。



話は戻り当初200馬力弱であったRX-7もレベル50になりAmyミッションをすべてクリアすることでアンロックされる最高ランクのパーツを全て装着すると884馬力に達します。もう一台の愛車であるスカイラインR34は1024馬力です。ここまで馬力があるとコーナーでサイドブレーキを引くこと無くアクセル全開でブレーキをちょこちょこと掛ければ簡単にパワードリフトできます。

このRX-7ですが、癖も少なくて非常に扱いやすく曲がりやすくドリフトもし易いです。最高ランクのチューニングパーツをすべて揃えれば加速性能も悪くなくトップスピードも300kmは軽くでるので十分な速さです。高速走行メインのレースから峠、ジムカーナまでオールラウンドにこなすことができる値段の割に優秀な車だと思います。


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レベルが低く高ランクのチューニングパーツを購入することが出来ない頃は難易度ハードのAmyミッションのAmyの操るワンエイティ180SXにはとてもではないですがフルアクセルによる高速走行の続く直線では全くといってよいほど追いつくことが出来ず歯がたちませんでした。英語版なのでマイル表示ですが、こちらがアクセル全開で150マイル、240kmで走行していても全く追いつけません。300km近く出ているかもしれませんが、恐ろしい速さです。

この難易度ハードにおけるAmyミッションは毎回かなりの苦戦を強いられました。特に最初のミッションであるジャベリンの前にポルシェを無料で貰えますが、ジェベリンはこのポルシェに乗ってミッションに挑む必要があります。このポルシェ、チューニングは一切できないため、自らのドライビングテクニックを駆使して乗り切るしかありません。

このジャベリンは慣れないポルシェで挑まなければならないため、相当に苦戦を強いられましたが、このジェベリンは高速走行と低速コーナーでのドリフトといったこのゲームにおける基本的なスキルが一定の水準に達していないと、乗り切ることは出来ないため良い練習になりました。

ですがこのジャベリンは序章に過ぎず、その後に続くAmyミッションは、相当にキツかったです。Amyミッションの序盤はクリア時のタイムは関係なく、順位だけが決め手となるため、とりあえず手段を問わずにAmyより先にゴールをすればクリアできます。ただその後続くミッションは純粋にクリア時に設定されたタイム以内もしくは設定されたスコア以上であるという条件を満たさなければクリアの要件を満たすことは出来ないため、Amyより早くゴールできても意味がなくなります。

この一定のタイム以内もしくは一定のスコア以上でなければクリアの要件を満たさないというのはミッションのステージによっては相当に厳しかったです。特にAmyミッションの最終ステージであるLeast Is Mostでは、AmyとNAKAIさんの二人と争います。設定されたタイムは4分32秒ですが、後2秒とか3秒足りずに当初はどうしてもクリアすることが出来ませんでした。その後レベルを50にまで上げてチューニング可能な高ランクパーツを購入することで、逆に7秒ほど余裕を持ってクリアすることができました。

このゲーム、今使用している車とチューニングレベルでクラッシュせずに目立ったミスもなく壁などに接触もないのにクリアできない。自分の中で現時点でこれ以上の走りはできないという場面に出くわしても、レベルを上げてチューニングを施すことで、難易度を大幅に下げることが容易です。仮に後3秒足りないという場合にチューニングして0-100mph(s) -0.10sと、0ー100m時に-0.10S縮める事ができるパーツをつければ3秒程度は余裕でクリアできるだけの速さになります。

レースゲームが苦手な管理人のような人間でもレベルをあげて高ランクのパーツをアンロックすることで、基本的なドライビングテクニックが最低限できていれば、何とかクリアできるようになっているようです。その点は万人向けだと思います。

Amyの最終ミッションであるLeast Is Most付近まで達すれば車の性能も比較にならないくらい上昇しており、あれだけ鬼のように早かったAmyの操るワンエイティ、180SXも直線で抜かすことすら容易となってきます。Amyは直線では早いもののコーナーを抜ける際にはそれほど上手というわけでもないようですので直線でもコーナーでも、もはや脅威ではなくなります。

あれだけ幾度となく辛酸を舐めAmyの後塵を拝するに甘んじてきた序盤を思えば、ここまでの車の速さと自らのドライビングテクニックを手にすることが出来たと感じるしか無く、大げさですが、Least Is Mostクリア時は感無量でした。それくらいこのゲームには逆にいえば苦労させられたことを意味しています。

この難易度ハードのAmyミッションを管理人はRX-7で9割方クリアしましたが、どうしてもRX-7でクリアできないコースが有り、それはComponentPartsです。このミッションでは全体的に高速道路におけるフルアクセルによる高速走行をする時間が非常に長いのですが当時のレベルでチューニングできるパーツではトップスピードの伸びが足りずに、どうしても勝つことが出来ませんでした。半ば諦めていた時にもう一台の愛車であるスカイラインR34を使用したのですが、呆気なく勝つことが出来ました。

難易度ハードのAmyミッションで高速道路における高速走行メインのレースの場合でどうしても勝つことが出来ない場合スカイラインなどの大排気量の高馬力な車を使用すると難易度を格段に下げることが出来るようです。RX-7とR34では馬力は100馬力以上違いますが、R34は加速性能も格段に高くトップスピードに至るまでの時間は非常に短いです。高速走行メインのコースではR34、峠やジムカーナ等でのドリフトメインのコースではRX-7等と車を最低でも二種類用意して使い分けたほうが具合が良さそうです。


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クリア後にランボルギーニを購入してチューニング後レースを幾つかしてみましたが、この速さはまさにチートです。加速性能はR34を遥かに超えており、150マイル240Kmまで圧倒言う間に到達します。この150マイルまでの加速性能は数ある車の中でもトップクラスと思われます。

路面追従性も高く、高速走行でも車が左右にぶれづらく直進安定性も非常に高くコーナーも曲がりやすく、少々のミスはニトロと併用することで加速性能の高さから簡単にカバーできます。難易度ハードのAmyミッションでどうしても勝てない場合、お金を貯めてランボルギーニを購入してレースに挑めば恐らく難易度を劇的に下げることが可能です。それくらいこの車の性能はチート級です。値段は19万ドル弱しますけど。


正確に言えば、このゲーム、レースゲームが苦手な管理人的に難しいことは間違いないのですが、レース自体の難易度の高さというよりも、難易度を跳ね上げているのは一般者やNPCの乗る対向車や先行する車に高速走行時に当たったりしたときにクラッシュしてしまう点です。難易度ハードにおけるクラッシュは非常に致命的で特にタイムアタックをしている時にクラッシュ一回のタイムロスは即ゲームオーバーを意味し致命的といえるので、クラッシュイコールやり直しです。

峠などでは直線がそれほど長いわけでもないのでトップスピードもそこまで伸びませんので対向車や先行する車の存在は目視で視認して回避することは時間的な猶予があり比較的容易なためそれほど面倒な存在ではありません。

ですが、Least Is Mostのように非常に直線が長くアクセル全開でトップスピードも非常に早いステージでは300km近い速度で先行車や対向車を確認して回避できるまでの時間的な猶予は非常に限られています。これは人によるかと思いますが、このゲームにおけるトップスピードの早いシチュエーションにおける対向車や対向車の存在は非常にうっとおしい事この上なかったです。これが個人的にはですがこのゲームの難易度を極端に跳ね上げることになりました。何度一般車に衝突してクラッシュしたか数え切れません。

ただ、仮に対向車や先行車の存在が全く無い場合、少々味気ないのもたしかです。ゲームの設定上ストリートレースですのでそれらの一般者の存在はあって当然なので、これらがまったくないのはゲームの設定を考えれば逆におかしなことになります。これ自体はうっとおしいことは間違いないもののゲームにおけるアクセントとしては上手く機能していると思います。



とりあえずAmyミッションはクリアしてレベルも50になりすべてのチューニングパーツを購入することはできるようになりました。これによりこのゲームで用意されているすべての車を自由にチューニングして最高の性能を手にすることが出来ます。このゲーム、ストーリーをクリアしてからが遊びの本番と言え、クリアまでのプレイ時間は24時間ほどのようですが、これからレースを重ねて賞金を稼ぎまくり様々な車に乗って遊び尽くそうと思います。

このニード・フォー・スピード(2015)は漫画イニシャルDをそのままゲームとして具現化したような存在であり、管理人的には相当に楽しむことが出来ました。



追記(17/01/18)

クリア後に様々な車を購入して遊んでいて思ったのはRX-7は使いやすいのは間違いないけど遅い車だったということ。馬力は884馬力と900馬力に届きません。180SXですら937馬力に達しておりS15ですら969馬力でます。特にS15はトップスピードに到達するまでの速度は非常に早くR34よりも良いタイムを簡単に叩き出すことが出来ます。そしてなによりも変な癖もなく扱いやすいです。RX-7に固執していたわけではないけどRX-7を使い続けることは明らかにゲームの難易度を上げる結果になっていたようです。

ただ、その分毎回難易度ハードのAmyミッションはギリギリの戦いを強いられたため非常に緊張感が出てゲームが盛り上がったのは間違いため、結果的には楽に勝つなら車に固執すること無く速い車に乗ればよいし、パワーの足りないクルマに乗ることで常にギリギリの戦いをして緊張感を味わうならRX-7等のやや非力な車でクリアするのも悪くないと思いました。

ストーリをクリアした後はさすがに速い車で楽に勝ちたいので今ではすっかりRX-7は使わなくなりました。




ゲームプレイの評価ではありませんが一点残念な点はこのゲーム、オンライン接続が必須となっておりますが、将来的にEAがサーバーのサービスを終了してしまうとゲーム自体を遊ぶことができなくなる懸念が出てきます。別件でEAJAPANに電話する用事があったので、EAがこのゲームのサーバーサービスを終了した場合にプレイ自体ができなくなる件について伺いましたが、オフラインでプレイができるように、サービス終了時にパッチ等で修正するかどうかは未定とのことです。

これだけの名作レースゲームが、近い将来ひょっとしたらプレイ自体ができなくなるとしたら少々残念と言うしか無いです。正直言ってマルチプレイで対戦ができることは魅力といえば魅力ですが、対戦に興味が無くマルチプレイできなくても構わないと言う層もオフラインでのプレイ自体ができずにゲーム自体をプレイできない可能性が否定できないとしたら、残念な仕様というしかないです。オフラインでも十分に楽しむことが出来ますので。

なんでこのような仕様にしたのか?個人的に疑問です。マルチプレイは旬を過ぎれば確実に過疎が訪れいつしか人はいなくなります。

個人的にはこの仕様が今作における最も不満な点でしょうか。それ以外の純粋にゲームプレイに関しては前述した不満点は多少あるものの、ゲーム全体の面白さを考えれば大した問題でもありません。それくらい個人的には楽しめたし、これからも遊び尽くそうと思っています。














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