アトピーと副腎疲労


アトピーを改善するために意識したほうが良いのは副腎疲労です。副腎とはステロイドホルモンである、コルチゾール、アルドステロンの他にもアドレナリンやノルアドレナリンなどを分泌しますが、人はストレスを抱えるとステロイドホルモンが分泌されます。これは精神的なストレス以外にも血糖値を上げる食べ物を摂取した際に顕著になります。

血糖値を上げる食べ物は何も砂糖を含んでいる甘い食べ物に限らず白米、パンなどの小麦を使用している食品など多岐にわたります。特に白米など精製されている食品は血糖値を急激に上げてしまいますが、これらの血糖値を急激に上げる食品を大量に食べているとその都度ステロイドホルモンが分泌され続けると副腎が疲れ切ってしまいその結果副腎の機能は大幅に低下、最終的にステロイドホルモンが副腎から分泌されなくなってしまいます。

このステロイドホルモンは皮膚科で処方されるステロイドと同じものですが、本来人間の体は体内でステロイドを生成して体内の免疫機能が過剰に働かないようにする、炎症を抑えるといったことを副腎から分泌されるステロイドホルモンにより行っています。皮膚科で処方されるステロイドは人体から生成されるステロイドを人工的に作ったものです。

仮に副腎疲労によりステロイドの分泌が行われなくなったところにステロイドの使用を突然やめたらどうなるでしょうか。今まで薬のステロイドで抑えられていた激しい炎症と痒みが一気に襲ってきてアトピーの症状は急激に悪化することになります。この症状は特に就寝時から朝方にかけて顕著になります。

通常副腎からのステロイドホルモンの分泌はおおよそ朝の6時から8時に開始され、昼の12時が分泌のピークとなり夜の12時には分泌は止まるのだそうです。昼よりも就寝時から朝方にかけて激しいかゆみに襲われるのはこのような理由からのようです。

また薬によるステロイドの使用は強度が弱いものならまだしも強度が強いものを長期間使用した場合、血液中のステロイド濃度が上がり副腎の機能を低下させ副腎からのステロイドホルモンの分泌を限りなく低下させてしまうそうです。ステロイドを長期使用されていた方が突然ステロイドの使用を辞めることは避けるべきだと思います。ステロイドの使用を辞める前に副腎の機能が正常に働くように副腎の疲労を取り除き適切に副腎が機能してステロイドホルモンが適切に分泌されるようになってから行うべきです。

副腎疲労を和らげ適切に機能するためまず心がけたいのは血糖値が急激に上がる精製された糖質である白米や小麦製品などの摂取を限りなく控える。摂取する場合でも少量の摂取に抑えることが重要になってきます。

仮に今まで白米を丼いっぱい食べていた方、外食で家系ラーメンの大盛りを腹一杯に食べるといった生活を仮にされている方がいらっしゃったら生活習慣を変える必要があります。白米を取られている方は玄米に変更する、1食あたりの摂取量は茶碗一杯までに制限するといったことは必要になってきます。精製された白米などは血糖値を急激に上昇させますが玄米は精製された白米に比べ血糖値を緩やかに上昇させます。

糖質を全く取らないほうがベターなのかもしれませんが、糖質は最低限取りませんと、そもそも頭も働かず意欲も気力もでてきません。体も重くなり抑うつと同じような症状がでてきます。脳の唯一の栄養源はブドウ糖、糖質なのだから栄養が補給されないので当然といえば当然ですが、最低限糖質は摂取したほうが良いです。

糖質の摂取量を控えると同時に生野菜を多く取り肉や魚等の動物性蛋白質の摂取を控え腸内環境を改善する食事を意識して上げることが重要になってきます。特に野菜を炭水化物の前に食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ますので、野菜、タンパク質、糖質の順に食事をすることを心がけます。もちろん早食いは避けゆっくりと噛んで食べることも心がけます。

管理人も脱ステロイドに取り組んでいた頃最初は昼間でも就寝時から朝方にかけて恐ろしいかゆみに悩まされましたが、摂取する糖質を制限して野菜中心の食生活をして腸内環境が改善していくにつれて昼間のかゆみは引いていきました。それでも就寝時から朝方にかけての痒みに悩まされましたが、これも腸内環境を改善する食生活を継続することで就寝時から朝方にかけてのかゆみも軽減していき、今ではかゆみはなくなりました。

脱ステロイドをしている方がアトピーを克服するためには副腎の機能を健全化しステロイドホルモンが適切に分泌されることがすべてではありませんが、スタートラインだと思います。慢性的なストレスを抱えない生活を心がけるのはもちろんですが、低下した副腎の機能を取り戻すためにも食事によって改善を図ることは非常に重要です。


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