アトピーと腸内環境


管理人は30歳でアトピーを発症したいわゆる大人アトピーというものなんですが、最近増えているようですね。アトピーというのはとにかく痒みがきつい、炎症のでている部位は見た目も汚いため命に関わる病気ではありませんが、症状の悪い時など人に会うのも億劫になり、とにかく精神的にきついです。

ネット上にはそれこそ有象無象のアトピーサイトが綺羅星のごとく多数ありますが、アトピーを克服しステロイドも抗ヒスタミン薬も使用せず保湿すらしていないアトピーコントロールできている方のサイトを注目してみると有る共通点が見えてきます。それは腸内環境に注目し腸内環境の健全化に取り組むことでアトピーを克服したというものです。

普段は割りとアトピーコントロールはできていたのですが、長らく不摂生が続いたせいで今回アトピーが悪化してしまいましたが、実際に管理人も腸内環境の改善に取り組み摂取する食品を全体的に見直す事で緩やかではありますが、改善していきアトピーの状態も現時点ではステロイドも抗ヒスタミン薬も使わずにコントロールできています。もちろん筋トレや運動にも取り組んではいるんですけどね。

アトピーに腸内環境が関係しているというのは意外に感じられるかもしれませんが、人間の腸と言うのは実に重要な役割を果たしています。ここで腸の果たしている役割について考えてみたいと思います。

腸と言うのは摂取する食事や飲み物などからの栄養を吸収しています。また腸と言うのは体の内側にある器官であるにもかかわらず、外界と直接接しており腸は必要な栄養素を吸収しつつ、細菌やウイルスなどの外敵を排除して体を守るという役割を果たしています。

腸は摂取した栄養分を吸収する小腸と水分を吸収する大腸に分かれており、小腸の内側は絨毛(じゅうもう)と呼ばれる無数のヒダに覆われておりそこから栄養分を吸収し毛細血管を通じて栄養素を全身に送る役目を持っています。小腸で吸収しきれなかった食べ物のカスや水分が大腸で吸収され最終的に便となって排泄されます。便秘などで排泄が滞った場合腸内で便が腐敗すると同時に有害な毒素を出します。その毒素は毛細血管を通して全身を駆け巡ることになります。

腸内の腸壁には腸内細菌である微生物が生息しており人間の体内には300種類、100兆個の腸内細菌が住み着いているそうです。腸内細菌には乳酸菌等の善玉菌とウェルシュ菌等の悪玉菌そして日和見菌と呼ばれる菌が生息しています。この日和見菌は腸内における善玉菌が優位な環境であれば善玉菌になり、悪玉菌が優位であれば悪玉菌になる面白い菌です。

この腸内細菌である善玉菌が優位な環境になると次のような恩恵があります。

・余分なコレステロールの体内への吸収を和らげ、体外へ排出する。
・食べ物の消化、呼吸をするなどの生命活動を支える酵素の働きを促進する。
・ステロイドホルモンやビタミンB群などの合成や産生を促す。
・腸で消化できない繊維質を分解、たんぱく質や等質を分解、消化を助ける。
・有害物質や発がん性物質を分解し無害化する。
・最近に対する抵抗物質を産生し腸内細菌全体のバランスの安定化を図る。
・腸内細菌の産生する酸により病原菌の増殖を防ぎ腸の蠕動運動を活発化させ消化を助ける

これに対して悪玉菌が優勢になった場合には、発がん物質の産生、アンモニアや硫化水素などの有害物質の産生、下痢や便秘、高血圧やガン、動脈硬化など、さまざまな症状の原因を作っています。ただ悪玉菌が絶対の悪かというとそういうわけでもなく、肉類などのたんぱく質を分解してその栄養を吸収する事ができるようにしてくれる働きのほか、赤痢菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌、病原性大腸菌、緑膿菌、コレラ菌などが体内に侵入した際にこれを攻撃するなどちゃんと役割があるようです。問題なのは善玉菌が有利な環境でありバランスであって、まったく悪玉菌がいない状態と言うのもよくないのだそうです。

アトピーの方というのはもれなく極めて腸内環境が悪化しておりこのような状態では普段であれば食べても問題なかった食品であっても、何を食べても体はアレルゲンと捕らえアレルギー反応が出る。このような状態を改善するためには腸内環境の改善に取り組んでいく。これがアトピーを改善していく上で最も近道だと思います。

残念ながらアトピーは皮膚科に通い続けても治りません。ですが生活習慣を改善していけば自ずと改善していきます。

腸内環境の改善と言っても何も難しい事はなく摂取しなければいけない食品と摂取してはいけない食品を見極め後は、摂取してはいけない食品を完全に絶ち、摂取しなければいけない食品をとり続けていけばよい話です。

具体的な方法については、関連記事で書いていきたいと思います。




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