アトピーになると熊の気持ちがわかるようになる


アトピーになると熊の気持ちがわかるようになる。ちょっと何を言っているのか分かりませんね。ここでいう熊の気持ちというのは、人里に降りてきて民家に忍び込んで人間の食事を食べる、もしくは民家のゴミ捨て場の残飯を食べたことにより、そのような熊はその時に食べた人間の食事の味が忘れられずに再度人里を訪れ残飯を漁ることが多々有ると聞きます。

熊の生態に詳しいわけではないのですが、ツキノワグマ等は普段シシウド、アザミなどの高茎草本等の柔らかい芽、葉や茎、樹木の新芽・花、、タケノコ、ハチ・アリなどの昆虫類、キイチゴやサクラ類の果実等を主に食べるそうですが、基本的には雑食だそうです。自然界に存在するものというのは大変ヘルシーなんですが、普段そのようなヘルシーな食事をしている熊が、たまたま民家に侵入して、もしくは民家のゴミ捨て場でビール、ピザ、マックのダブルチーズバーガー、焼き肉、チーズといったものを食べた場合、どうなるでしょうか?

恐らくですが、自然界に存在しないそれらの食事というのは熊にとっては忘れることが出来ない自然界では決して味わうことが出来ない美味だと思います。旨いかどうかはともかくとして、独特の食感は一度食べたが最後、また食べたいと思い人里に降りてくるのは止む終えないと思います。
そのような意味で言うと一度人間を襲い食べた熊はその味が忘れられずに人間を繰り返し襲うようになると言うのは、同様の理由であるのかもしれません。人間って不味そうに見えますが、意外と美味しいのかもしれません。

それはともかくとして、この熊の気持ちというのはアトピー持ちであれば割と理解しやすいです。というのも現在通っている皮膚科の医師は大人のアトピーに食べ物は関係がないと力説するものの、実際問題、ある食品は問題ないが、ある食品は途端に悪くなる、ある食品は少し遅れて炎症が悪化するといったことが実際問題出てくるからです。他の方は知りませんが少なくとも管理人はそうです。

普段食事にも非常に気を使っており、極力添加物の入ったものは口に入れない、コンビニ弁当、スーパーのお惣菜、菓子パン、食パン、ピザ、スナック菓子、安いクッキー、マックのハンバーガー、アルコール、喫茶店で飲む砂糖の代わりに出されるスティックシュガーであるグラニュー糖等、書ききれないので割愛しますが、ありとあらゆるものが炎症の悪化を招くことはアトピーになってから10年、嫌というほど理解してきました。少なくとも加工品全般が駄目です。逆に言えばそれらの食品を摂取しない場合、割とアトピーをコントロールすることは可能です。他にもダニ、花粉、ハウスダストに血液検査では反応があるもののこれらは掃除をするなどで対処が可能なのでそれほど大した問題でもありません。

そのため我が家の食事は必然的に自炊がメインになります。玄米ご飯に焼き魚、味噌汁に漬物少々と言った感じです。これだけ見ると戦前の貧しい頃の日本の食事と言った感じですが、慣れればヘルシーですしダイエットも兼ねて体型の維持も容易、悪くもないです。ただですね、家にいる時はお菓子を食べたい等の誘惑をある程度抑えることも可能ですが、一度街に出れば様々な飲食店が連なり、食事をしたいという誘惑に駆られます。

普段食べたいものはお金を払えば何でも食べることができるアトピー持ち出ない普通の方には、なかなか理解できないと思いますが、この食べ物の誘惑というのは想像以上にきついです。一度食べた食事の味や食感は深層心理に焼き付いており、この誘惑を切り離すことは出家した僧侶でもない限り、食べたいという誘惑、煩悩を取り払うことは非常に困難を伴います。

アトピーは10年単位、恐らく発症したが最後、死ぬまでこの病気と付き合う必要がありますが、いうならば非常に長期戦の様相をみせています。その中でたまには誘惑に駆られることも出てきます。そのときは月に一度のご褒美として食べたいものを食べそれで多少炎症が悪化してもやむなしと考えています。そうしなければ10年単位、死ぬまで続くこの不毛な長期戦に勝つことは出来ず、アトピーに疲れ果てて自死の道を選択することになるかもしれません。いや、勝利ではないですね、勝利も敗北もない不毛な消耗戦というべきでしょうか。

熊も人間もそうですが、一度食べた食べ物の味というのは忘れられません。焼き肉やピザやマックのハンバーガー等特にそうですが、あんなこってりしたもの、もちろん自然界には存在しないので、もう一度食べたいという誘惑を抑えきれずに熊も人里に降りてきて民家を物色します。管理人は法治国家に属する人間なので近所の民家を物色することはしませんが、街に出て様々な飲食店を目にするに辺り、それらの誘惑に打ち勝とうと不毛な努力を常に強いられています。

一層のこと、熊のように人里離れた山奥に掘っ立て小屋でも立てて生活すればそれらの誘惑に晒されることがないから良いのかもしれません。といっても文明社会で生活してきた人間には無理かな。はー、しんど。

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