精神病院入院体験日記⑩ 開放病棟編その⑥

さて、今回書きたいのは精神病院における嗜好品の重要さについて書きたいと思います。
ここで言う嗜好品というのは主にタバコ、コーヒーといったところでしょうか。
管理人が当時入院していたところというのは症状によると思いますが、
主治医の判断により基本的には金銭は病院側で管理されておりいわゆるお小遣い制という形がとられていました。
週にいくらという形で金銭をその都度渡されその中で患者はタバコを購入したり、
コーヒーを購入する形になります。
確か金額は週にいくらだっけかな?たしか記憶が正しければ2000円とかだったような。
タバコを吸わない方であればその中で売店でジュースを購入したりコーヒーを購入したりするわけですが、
それでも一日あたり300円に満たない金額ですのでやりくりするのは難しいと思います。
さらに喫煙組はたばこを購入する関係上、カツカツもいいところですので、
入院患者の多くは万年金欠状態といえます。
話しを聞く限り入院患者の大半は一般病棟でも大抵の場合障碍者年金を受給しているか?
生活保護を受けているかといった感じのようですが、入院費用を差し引くといくらも残らないようです。
管理人はそのどちらでもないので、貯金を切り崩して入院費用とお小遣いをやりくりしていました。
ただ週に2000円ではまったく足りないため、タバコやコーヒーをまとめて購入するときなどは、
病院から外出許可を取り駅近くのスーパーやタバコ屋さんまで買出ししていました。
その都度お小遣いと別にして必要な経費を引き出していましたので、
そこまで深刻ではなかったのですが、大抵の方はお小遣いの中でのやりくりのために慢性的な金欠状態のため、
どのようなことが起こるかといえば、一部の患者からコーヒー頂戴、タバコ頂戴と泣きつかれるわけです。
最初の頃はそのような患者から言われるたびに差し上げていたものの、
基本的にはそのような嗜好品のやり取りは禁止されていたので、看護士の目を盗み隠れてあげていたわけですが、
看護士長というその病棟の最高責任者的な方にどうやら筒抜けだったようで、
何をするわけでもないのに、一々小言を言われるようになってしまいました。
空気を察するにそのような嗜好品のやり取りが気に食わないようでして、
好意で一部の患者の嗜好品の無心に対して上げているのが馬鹿らしくなってしまい、
それ以降は一部の患者からの無心に応じることはやめることにしました。
しばらく、頂戴!頂戴!としつこかったのですが、そのうちにあきらめてくれました。
というより別の患者にターゲットを移したようです。
その患者というのは昔の記事に書いたお歯黒の女性なんですけどね。
彼女からのクレクレ攻撃というか無心は相当にしつこかったです。
またこの手の嗜好品というのは、タバコの場合その病棟ではタバコの吸う本数が多い患者の場合、
基本的に金銭同様に病院側でタバコも管理され吸うたびにタバコを看護士が渡すような形で、
管理されていたようです。
そのため、このようにタバコを管理されている方は一日に吸う本数に限りがあるため、
早い時間に吸い終わってしまうと夜になるとどうしても吸いたくなるので、管理人の部屋に来て、
タバコを紅茶と交換してもらえませんか?または一本幾らで譲ってもらえませんか?等と、
いうやりとりも頻繁に発生していました。
タバコや財布等は鍵のかかったロッカー的なところに保管していましたが、
コーヒーや砂糖などは鍵のかかった場所に入れていなかったのですが、
酷いときは管理人が部屋を留守にしている際に勝手に部屋に入り勝手にそれらコーヒーや砂糖を、
抜き取ってしまうといったことをありました。
精神病院においてタバコやコーヒー、砂糖などはお金の次に貴重な物品といえそうです。
これらの嗜好品はお金のない大半の長期入院患者にとっては非常に貴重なものですし、
争いの種になることもしばしばですのでその保管や患者同士でのやりとりというのは揉め事の原因になりますので、
極力物々交換や無心に応じてあげるといった行為は避けたほうがよいことはいうまでもありません。
入院中の患者同士の人間関係を円滑にするという意味で最低限やむおえないシチュエーションはどうしても発生するので、
難しいところではありますけどね。

次回に続きます。(何か記事にできることを思い出したら書きたいと思います。)
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