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in メンタルヘルス

精神病院入院体験日記⑧ 開放病棟編その④

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前回の続きです。
何日目かの夜というか朝のことです。
9時が就寝なのでだいたいいつも朝の3時ごろには起きるのですが、
外は真っ暗で休憩室も真っ暗です。
病室も真っ暗なため読書をすることも出来ないため、朝7時の朝食まで、
非常に暇な時間です。
休憩室の椅子に座りぼーっとしていると、同じように眠れないのか?
一人の患者の方がいます。
普段の管理人であれば話しかけることは無いのでしょうけど、
暇でしょうがなく、話し相手が欲しいこともありよかったらお話しませんか?と誘ってみることに。
相手も暇だったのか快諾していただけました。
その後、管理人の良い話し相手となる方ですが、適当にイニシャルをつけておきたいと思いますが、
仮にHくんと呼びます。
Hくんは当時29歳の方で話を聞いた限りだと病名は統合失調症で入院期間はたしか、
2,3年といったところだそうです。
目の焦点が若干定まっていない以外は割りと普通に見えました。
後、若いのにかなりお腹が出ているのが特徴ですが、
これはどちらかというと薬の副作用といえるかと思います。
統合失調症の方で長期の入院をされている方の特徴として、
みなさん、かなりお腹が出ています。
入院中で極端に運動不足ということもあると思いますが、
病院食というのは一日2000kカロリーあるかないかですので、
その食事量で肥満になってお腹が出るとは考えづらいです。
話は戻りますが開放病棟にいるということもありますが、割と症状は軽いのかもしれません。
と思ったのですが、話を聞く限り毎食後手のひら一杯の薬を飲んでいるにもかかわらず、
幻覚や幻聴は普通にあるそうです。
ただ薬を服用することで強い攻撃性といったことは抑えられているとの事。
この日も強力な睡眠薬を服用しているにもかかわらず、気が高ぶって眠れなかったようです。
Hくんは少なくとも幻覚や幻聴は薬を服用しているにもかかわらず出ているようですが、
攻撃性などは抑えることが出来ており、ぱっとみ問題もなさそうですが、
何故、入院しているのか?聞いてみると実家で生活をしているときに統合失調症を発症し、
親に日常的に暴力を振るっていたようで、親がびびってしまい一緒に暮らすことは困難ということで、
やむなく長期入院を余儀なくされているとの事。
薬の服用により攻撃性は抑えられているので医師からは退院の許可は下りているようですが、
実家に戻るにも親が反対しているようで、なかなか難しいと話していました。
そのため、今後生活保護を受給して施設で暮らしたいと言っていました。
ただ、施設というのも、それなりに数はあるようですが、どこも空きが無く空きを待っている状態なんだそうです。
統合失調症を発症して実家で暮らす場合、相当程度病状が軽いか?親の理解が無い場合、
実家で暮らすことはなかなか難しいようです。
このような理由から医師からは退院の許可が下りているが、親兄弟の反対にあって、
戻る場所が無いためやむなく精神病院に入院している。
精神病院に統合失調症の方が占める割合が高いのはどうやらこの辺りの事情があるようでして、
その入院期間も10年、20年選手がざらなのは、止む終えないのかもしれませんね。
入院生活というのは、とにかく一番つらいのは暇なことだと個人的に思います。
栄養バランスとカロリー計算された食事が自動的に出されるのは楽といえば楽ですけど、
タバコ吸うか食事するくらいしか楽しみというか息抜きがありませんから。
ただ、入院生活が長い方は逆に快適だという方もいらっしゃいますね。
そのような方に理由を聞くと雑談相手には事欠かないから。
管理人的には情報と言っても新聞かTVくらいしかないですし、このような環境にいて、
雑談すると言ってもたいして話すネタがなかったりしますけど。
そのあたりは人によるということかもしれませんね。

次回に続きます。
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