精神病院入院体験日記③ 閉鎖病棟編

さて、前回の続きとなりますが、
体調不良の限界で入院することになりました。
病院の担当のケースワーカーと電話で調整して入院する日にちの調整、
当日持参するものを確認しました。
なんでも、使い捨てのカミソリが駄目なので電池式の髭剃りが必須だとか?
充電して使うタイプも基本的に駄目なんだそうです。
理由が謎ですが、そもそも普段使い捨てのカミソリしか使ってないので持ってないです。
しょうがないのでAMAZONで注文するかと思いますが、入院の日にちが迫っているので、
取り寄せても間に合いそうにありません。
母親に持っていないか電話したところ、以前父が入院したときに買ったものがあるとの事。
送ってくれるように頼んだのですが、当日病院まで付き添うとのことで持ってきてもらうことになりました。
母親がいうには入院に当たっての必須アイテムとしてラジオ、耳栓、アイマスクといったものが必要なのだとか?
当初意味が分かりませんでしたが、入院後それが必須アイテムなのが理解できることとなります。
当日、母親と待ち合わせして駅前でラーメンを頼んだのですが、胃が細くなっているのか?
ほとんど食べることが出来ませんでした。
その後バスで入院予定の精神病院に向かいます。
大抵、精神病院というのは駅から離れた郊外にあるところが大抵のようですが、
この病院は駅から徒歩で20分ほどですので歩けない距離でもないのですが、
体力がそこを尽きており歩く元気も当時はありませんでした。
その後病院にて担当医と面接を行い入院に辺り自身の意思で入院することを誓約する書類にサインした後、
さっそく病棟に向かいます。
後ろに体格の良い男性看護師がスタンバイしているのに気が付きます。
なにやら物々しい気配がします。
なんでも、入院当初は閉鎖病棟というところに入るらしいのですが、
病棟は完全にオートロック、外部と完全に隔離されています。
いざ看護師がオートロックを解除して看護師に続いて病棟に入りますが、
一目見て管理人は精神病院に入院するということの意味に愕然とします。
中では患者と看護師の言い争う罵声や怒声があちらこちらから聞こえ騒然としています。
目がうつろな方、攻撃的な方と様々ですが、精神病院に入院する前にネットで精神病院に入院する体験記を、
幾つか読んで予行演習をしていましたが、想像以上にカオスな場所のようです。
採血を済ませた後、母親と別れいざ病室へ向かいます。
怒声や罵声にも驚いたのですが、男女で完全にスペースが区切られているようでして、
とにかく居住空間が狭い、この一言に尽きます。
この狭い空間に大勢の人間が押し込められていたら、普通の人間でも半年もいたら廃人になるな・・・
とそのときに思いました。
狭いと一言でいっても想像しにくいと思いますが、恐らく近所のネットカフェより多少広いくらい?
その閉鎖空間に20人とか30人くらいの患者がいるわけですので。
さらに狭く感じます。
余談ですがこのときの採血の際、看護師はうまく血管に針を刺すことができないようで、
5回目くらいで看護師を変わりようやく採血が終わりました。
この時点で管理人の嫌な予感はMAXを迎えます。
もうこの時点で家に帰りたくなっていましたが、すでに憔悴しきっていたため、
とりあえずベッドで食事の時間まで横になるかと思い向かいました。
管理人の入院する部屋は罵声の飛び交う休憩室?から割と距離があるので割りと静かなスペースでした。
このあたりは不幸中の幸いでした。
当初静かなスペースだと思ったのですが、相部屋なので当然他の入院患者の方がいらっしゃるのですが、
とにかくいびきがうるさい。
そのままでは静かに眠ることが出来ないので耳栓をしてベッドに横になります。
なるほど、耳栓というのはこのような場合に必須ということなんですね?
たしか夕飯は6時だったかな?
耳栓をしていたので食事の容易が出来た旨看護師から呼び出し案内が入りますが、
まったく聞こえないので看護師の方に起こされます。
その後食事を取るために狭い休憩スペースでいっせいに食事を取りますが、
あれだけ怒声と罵声が飛び交っていたのに食事を取るときだけは非常に静かでした。
これだけ狭いスペースにいたらタバコを吸うか食事するくらいしか楽しみがないと思いますので、
無理もないと思いました。
肝心の食事ですが、担当医に食欲がなく食事が胃を通らないので、当初は白米をおかゆにしてくれるように、
リクエストしていたので、管理人の食事はおかゆとおかずが少々といった感じです。
味ですが、初めての入院ということもあり比較が出来ませんが、病院の食事は不味いと聞いていたので、
そう考えればそこまで不味くはないかな?というレベルでした。
学校で食べていた給食と大差ないレベルかと思います。
なんでも病院内で食事は作られていて、割と温かい状態で食べることも出来ますので、
この点は一安心です。
しかし病院の食事はとにかく量が少ない。
一日3食取ったとしても2000kカロリーというラインらしいのですが、
当初の管理人にはそれでも少し量が多いいくらいでしたが、普通の方であればまるで足りないと思われます。
食事の後は服薬タイムです。
ネットで精神病院の入院体験記を読んでいて予行演習はしていましたが、
いざ目の前でみると、かなり異様な儀式のようでしたね。
まず看護師の前に一列になってみんなで並びます。
服薬するのでコップに水を入れて並ぶわけです。
その後、看護師から薬を受け取り看護師の目の前で薬を飲み飲んだことをチェックされます。
いざ、目の前でこの儀式をみると、まさにキ○ガイそのものです・・・
なにかの新興宗教みたいでしたね。
また、みなさん薬を貰うわけですが、その量がとにかく桁違いに多いことに驚かされます。
管理人に処方されたのはたしかテグレトールだったかな?
正直、この薬飲んで体調の悪化が顕著に出たので飲みたくもないけど、
目の前で看護師が鬼の形相をして服薬したか?チェックするのでしょうがなく飲みました。
その後、病室のベッドに戻りますが、簡単に入院中のスケジュールを貰った冊子にて確認しますが、
6時起床、7時朝食、12時昼食、18時夕食、20時寝る前の投薬、21時就寝とありました。
21時に寝るとか小学生かよ?と突っ込みたくなりますが、規則だからしょうがないか。
その後20時の寝る前の投薬タイムまで暇なのでラジオ聞きながらベッドに横になっていました。
たしかに入院中は暇なので娯楽は休憩室にTVが一台あるくらいでしょうか?
TV見る習慣がなくなっていたのでラジオは非常にありがたかったです。
たいしてラジオもおもしろくもないのですが、耳栓代わりに周りの喧騒をシャットダウンできるし、
多少の暇つぶしにはなりますね。
その後20時になり寝る前のお薬タイムが来ました。
管理人に処方されたのはたしかベンザリン5mgとロヒプノール1mgかな?
ベンザリンは強力な鎮静効果がありそこそこ眠れるんですが、朝がとにかくきついので、
別の薬にしてもらいたかったのですが、またの機会に担当医に伝えることにします。
その後21時に就寝です。
普通であれば21時に寝るとか無理な話ですが、このときはまだロヒプノールとベンザリンの組み合わせで、
そこそこ眠ることも出来たので深い眠りに入ることが出来ました。
精神病院入院一日目はこんな感じです。
一日目というか病院に来たのがたしか16時とかなので、実質6時間しかたっていないのですが、
とにかく精神病院という閉鎖空間とそこに入院する患者のカオスな組み合わせを目の当たりにして、
つかれきっていたので、その日は薬の力と相まって薬を飲んでそうそうに眠りにつくことが出来たと思います。

次回に続きます。
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