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スリングショット猟2日目

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さて、今日は朝5時前に自然と目が覚めました。
この血痕が付着した写真はなんなのか?後で説明したいと思います。
結論から申しますが、今回の記事は少々生々しい箇所を文章のみですが含んでおりますので、
その辺りが苦手な方はどうぞ、回れ右でお願いいたします。

昨夜のnikoinuさんからのハシボソカラスの狩猟報告に少々興奮していたのかもしれません。
コーヒーを飲み、煙草を一服し双眼鏡やスリングショットをバックにいれ、
装備を点検し6時過ぎには家をでました。
まだ周囲は真っ暗ですが、駅に行くとわんさかと通勤や通学の人で溢れています。
管理人もその中に混ざり電車を乗り継ぎ下溝に到着します。

7時過ぎには下溝に到着、途中、下溝駅から程近い展望台に向かい、鳥の観察をしながら煙草を一服、
双眼鏡を取り出し首に装着し徒歩で前回の狩場に河川敷の土手沿いに移動します。

歩く事30分程度で狩場に到着、遠めにみても鴨が群れで群がっているのが確認できますが、
前回と違うのは管理人を見かけた瞬間に鴨が一目散に逃げてしまった事です。
どういうことでしょう?
前回は土手の上から見下ろす形で観察しましたが、気を許して昼寝をしている鴨までいたというのに・・・
今日に限っていきなり警戒レベルMAXです。
とりあえず用意したパンを撒き餌代わりに撒くかと思い土手を降りた瞬間、まだ留まっていた鴨まで、
一目散に泳いで逃げるかも、飛んで行く鴨など様々ですが離れてしまいます。
予想以上の警戒レベルに意味が分からず困惑しますが、これが本来の野生の鴨の警戒心なのかもしれません。

やむおえず、撒き餌のパンを撒いておき、後でまた来る事に。
前回鴨を目撃したポイント地点2に向かう事に。
少し歩いたところですが、距離30離れたところに5羽ほど鴨がいます。
とりあえず駄目もとでスリングショットを打ち込んでみるか?と思いビニール袋にいれていた、
スリングショットを取り出した瞬間、鴨が独特の警戒音を鳴らしつつ飛び去ってしまいました。
前回は視察だけだったので、ここまでのリアクションはなかったのですが、どういうことでしょう?
やはり、殺気というのは隠しているつもりでも野生の動物には敏感に伝わるもののようです。

その後、距離20から25mのところにいる鴨に駄目もとで打ち込みますが、
一発では逃げませんが、着弾を修正して、再度打ち込んだところ、かなりいい線いったか?
と思ったんですが羽をばたつかせて玉を回避!??
正直当たったと思ったんですが、まさかの回避行動・・・
野生動物はすごいですね。

その後も鴨を見つけ次第狙いをつけ玉を打ち込みますが、大体2発目で飛び去ってしまいます。
その後撒き餌をした箇所に戻っても鴨は飛来してこない模様。
土手を下りて川の中ほどまで浸入しカワウに玉を発射しますが距離が30mを超えており、有効射程外。
玉が届きませんでした。

その後土手沿いを二週ほど往復しましたが30m以内に狙撃できる対象がいなくなってしまい、
今日はこのあたりにするかと、元来た道を戻りながら、鳥の観察に取り組みます。
正直相模川は一級河川。
川の幅が広く川の水深も深い箇所が多いため進入は難しく根本的に狩には向かないかもしれません。
途中、畑がみえてきたのですが、カラスや小鳥がたくさんいることに気づき、
畑も狩場としては悪くないのかな?と思ったのですが立派な私有地だと思うので、
厳密に言えば地権者の許可が必要と思ったので、今日のところは見るだけにしておきました。

途中、川幅5mほどの小川を見つけました。
川幅も適度であり水深も浅く水もとても綺麗で鴨が食べるか分かりませんが、鳥の餌になるであろう魚が豊富にいそうではあります。
小川自体は金網で覆われていますが、土手の上から小川までそこそこ高さがあり、
川を見下ろす形になっているため射撃しやすいポイントではあります。
鴨を射撃して命中した場合金網をよじ登って進入し回収する事はそこまで難しくないと思います。
こういうところに鴨が群れでいたらなあ等と思って土手沿いの農道を歩いていると・・・
本当に鴨が群れでいるではないですか。
これは想定外というか、ちょっと驚きです。
鴨までの距離は10mといったところ。
冷静にスリングショットを袋からだし玉をセット、狙いを定めて発射。
当たりませんが、割と良い線に当たります。
弾着を確認、軌道を修正し再度発射、当たりませんが、鴨も逃げません。
多少ゆっくりと泳いで移動しますが飛んで逃げてしまう事はないようです。
鴨が移動する、こちらもそれにあわせて移動し、鴨が止まったところで玉を発射、この動作を繰り返します。
その後、何度か発射、至近距離に当たると羽をばたつかせて飛んで回避を繰り返しますが、
ゆっくりと鴨が移動しているところに発射したところ・・・
なんとクリーンヒット!!!
玉があたった鴨が水面に対しひっくり返り足をばたつかせてもがいています。
結構な威力が出たようで川には鴨から流れ出たであろう血痕というか血が結構な量流れているのが確認できます。
まさか、当たるとは思っていなかったので、困惑しつつセオリー通りに冷静にもう一発玉をぶちこみます。
今度も綺麗にあたったようで、しっかりとした手ごたえがあり鴨もそれにあわせ、
身動き一つしなくなりました。
やったのか?
鴨が川の流れに身を任せ、ゆっくりと流れていくのが確認できます。
管理人も金網を乗り越え土手を下りジーパンの裾をめくり川に侵入します。
ところがです。
いままで身動き一つしなかった鴨が、手に取った瞬間勢いよく暴れだすではないですか?
これには正直驚きました。
矢に強いとは聞いていたのですが、まさか2発のスリングショットの直撃を受けてまだ生きているとは・・・
びっくりするし、予想以上に鴨は大きく30cmはあろうかと。
手に取ると鴨の体温を直に感じ、それが手に取った瞬間暴れだすんです。
正直、これだけ大きな鳥を手に取ること自体が初めてだった事もあり、
びっくりすると同時にちょっと怖くなってしまいどうすればよいのか?分かりません。
手で持つのもなんか怖いのでハンカチを手に持ちハンカチ越しに鴨を手に捕らえました。
ちょっとしたパニック状態に。
今日はナイフを持ってきてないのでナイフで首を切って出血多量で止めをさすということはできません。
かといって首を折る?
見よう見まねでやってみますが、鴨の首は太く首を曲げてみますが折る事はできませんでした。
というより、首の折り方とかわかりません。
どうやって道具のない中止めを刺す?
呼吸困難で止めをさす?
ハンカチ越しに首をしめて窒息死を狙いますが鴨が暴れるだけで、どれだけ首を絞めても死ぬ気配がまったくありません。くちばしに見える鼻と口を抑えて再度窒息死を試みますが、鴨が暴れて口が開きどうにもなりません。
正直、このときの管理人はかなり涙目でした。
もうどうすればいいの?状態。
鴨にとっては生命の危機ですけど・・・
ただ何もしなければ鴨もぐったりしているので、とりあえず土手に上がってから対処方法について、
考えるか?と思い鴨を左手に握ったまま土手に階段があったのでそこから金網を乗り越えて土手の上に、上ります。
土手まで上りさてどうするか?と思いつつ鴨を地面に置いたところ・・・
鴨が羽をばたつかせ勢いよく飛び去っていくではないですか・・・
あれだけ、ぐったりしていた鴨のどこにそんな力が残されていたのか?
野生動物の生命力と生きることへの執着に困惑するしかないです・・・

ただ、結果的に飛んで逃げてくれてほっとしているのが正直なところです。
当然ですが10m離れてみると小さく感じますが、至近距離で鴨をみると30cm弱あるんです。
いや、書いていて思ったけど傍にある30cm定規よりあきらかにでかかったな。
40cm近く合ったのか?・・・
また、ぐったりしていたと思いきや、手に取った瞬間力強くもがくんです。
その力強さに圧倒されます。
これ、ぶっちゃけ家帰って包丁で捌くのは正直管理人には無理ですわ。
鴨のサイズが大きいこともありますけど、あまりにも生きている鳥の生々しさが、
体温や力強く暴れる事から嫌でも感じ取る事ができます。
その前にナイフ無しで止めをさす方法が分からない・・・
嫌、ナイフあっても果たして生きてる鴨の喉にナイフあてて切れるだろうか・・・

結果的に見れば、俗に言う半矢って奴ですね。
半矢の鳥を野に放ってしまったわけでハンター失格ですね。
でもなあ、ハンター初日としてはこんなもんだよなあ。
しかし銃刀法や軽犯罪法で摘発される事を恐れナイフを携帯しなかった己の自己保身を呪うしかあるまい。
ただ、川に流れ出た血流というか血の量から察するに、
あれは最後の最後に力を振り絞って飛んだと思うので・・・
あの傷では正直2,3日したら力尽きてどこかで死ぬ事になるんだろうなとは思います。
まともに食事もできないだろうしなあ。

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ここで再度写真をご覧ください。
これはカメラを携帯していなかったため、現場の鴨がいたところに落ちていた落ち葉と、
それに付着した鴨の血痕です。
羽も写っていますがこれはおそらく別の鳥のものでしょう。
すでに血は乾いておりますが、現場では生々しい状態でした。
管理人の鴨を持っていた左手も気づいたら鴨の血で真っ赤に染まっています・・・
鴨を手に取った現場の写真がないので、管理人が半矢とはいえ鴨を討ち取った事を証明する事が、
現状できないのですが、この写真とこの文章から真実なのかどうか?
お察しいただければと思います。

まあ、こんな事で記事を捏造しても意味はないんですけどね。
アフィもやっていない過疎ブログですから。
この後、止めをささんといかんなと思い1kmほど鴨の飛んだほうに川沿いを歩き追跡してみましたが、
足取りをつかむ事はできませんでした。
正直なところ、鳥に向けてスリングショットで玉を発射したのは今日の狩りが初めてであり、
管理人もまさか鳥に玉が当たるとは思っていなかったこともあり、
ナイフは持たない、カメラはないという体たらくですが、
普段距離2mとか3mの部屋撃ちしかしていない人間が距離10mとはいえ鴨に玉をあてることができるなど、
当の本人も思ってなかったし、難しい事はお察しいただければとは思います。

とりあえず長くなったのでまとめてみたいと思います。
ファルコン2と直径11mm、重さ5.4gのパチンコ玉でも距離10m程度なら、華奢な人間でも鴨を行動不能にする程度の威力を有する。(この玉の重さでたしか5J弱の運動エネルギーが出るとか)
鴨を撃ち取れるまでに射撃した球の数はおおよそ20発。(携帯した玉の数35。残弾から推測)
鴨が撃たれても逃げない条件が整えば下手な鉄砲数うちゃ当たるの論理は正しい。
スリングショットにおける鴨猟は川の幅5m程度で浅瀬であることが鴨の回収の面から、射撃精度にも関係しており、
適していると思われる。(逃げない限りは行動の幅が狭い)
同時に土手の上からの射撃が鴨に警戒されず有効である。(目線を同じ高さにしない)
鴨が飛んで逃げない限りはそれは静止したティッシュの箱の的と同じである。
鴨の警戒レベルを見極める。
かもの警戒レベルが高いと近づいただけで飛んでいってしまいますが、
逆に言うとにげない鴨は普段飛び道具で狙われる事がなく警戒心が低いため案外逃げないものなのかも・・・
今回20発打ち込んで逃げなかったのが不思議でなりません。
普段人間相手に危険な目にあったことが皆無なのかもしれません。
ただ鴨を討ち取った後ですが、完全に鴨の警戒度がMAXになった模様で、近づいただけで逃げてしまいます。
同じ狩場には時間を置かないといっても無駄なようです。
鴨に確実に止めを刺すためには一発当てて、鴨がひっくりかえったら、二射、三射して動きが止まるまで射撃をとめない。
それでも死んでいない場合ナイフを所持し確実に止めをさす。半矢による負傷鳥獣を野に放つことを防ぐ意味で。
ナイフを携帯した場合職質を受けた際、銃刀法あるいは軽犯罪法でつかまる可能性が高いとは思いますが
こればかりは本当に武士の情けだと思います。
痛みで悶絶して苦しい状態から開放してあげるためにも一発当てて、引っくり返った鴨に対しては確実に死を与え、
その苦しみから解放すべきかと。
ハンターが軽犯罪法で摘発される事は鴨を撃つ以上二の次と考えるのがせめてもの罪滅ぼしかと今では思います。

こんなところでしょうか?
後から思い出したら追記したいと思います。
すくなくとも、部屋での近射というのも真っ直ぐにスリングショットの玉が飛ぶかの確認。
言い換えればスリングショットの射撃姿勢の型が正しくできているかを確認するうえで、
割と有効に作用していると申しますか、10m距離程度なら部屋うちの練習経験は、
充分にフィールドで生かすことができることが今回の件で分かりました。

あと、今回の半矢の件ですが負傷鳥獣を野に放つという事が単純にハンターとして失格というか、
恥ずべき事だという理由は、鳥とはいえ血の通った生き物です。
それをむやみに負傷させ悶絶するような痛みをかかえたまま放置するくらいなら止めを刺し命を絶ってあげたほうが、
その生き物の事を考えた場合、武士の情けというものだと思います。
これは正直半矢の問題とか机上では理解しているつもりでしたが、
実際にあれだけ、水面でひっくりかえり、多量の血を流しぐったりしていた鴨が、手で捕獲した瞬間暴れだすんです。
鴨も驚いたと思いますが、管理人はそれ以上に困惑しました。
そして生きようともがき、最後の力を振り絞って飛び立った鴨を見て管理人は命の大切さであるとか、狩りの本質を、
少しですが改めて考えました。
これは現実に負傷鳥獣を目の当たりにして、かつ手にとって見ないと実感わかないですよ。
電車を待っている間、電車に乗っている間、家に帰ってこの記事を書いているこの瞬間ですら、
命を絶つということがどういうことなのか?狩猟という行為がなんなのか?色々と考えずに入られません。

たしかにスリングショットで鴨を撃つという行為はおもしろいです。
静止した的と違って、鳴き声や羽ばたき等リアクションが帰ってきますので。
それを鴨に玉が当たった瞬間というのは、狩猟という行為でしか体感できない非日常を垣間見れて、
当たった瞬間は相当にエキサイトしたと思います。
アドレナリンとかでまくりだったんじゃないかな?
鴨が水面で足をばたつかせてもがく様子とか野尻さんのニコ動とかyoutubeの動画でしか見たことありませんしね。
実際にそれをリアルで自分の行為によって鴨がそういう状態になるというのは、たしかに興奮しますね。
ただ、その後止めをさせるか?
というと、難しいなあ。
人によっては生き物の命を絶つという行為に対し明確な拒絶反応が出ると思います。
これは生理的なものだからしょうがない。
恐らくこれができるかどうかが猟師になる資格を有しているかどうかなんでしょうね。。
できない人はスポーツハンティングはできても、猟師になる事は難しいのではないかと。
猟師というのは生き物を撃ち止めを刺し皮を剥いでその肉を食らう行為だと思うので。
誰にでもできる行為ではないようです。
管理人は正直言って鴨をうちとって、鴨をよこにして記念撮影するのが精々です。
スポーツハンティング以上の行為はちょっと無理そうですね。

賢者は歴史から学び愚者は経験から学ぶ・・・
基本的には正しいと思いますし管理人もその通りだと思っていました。
実際に本を読み歴史や宗教、哲学について学ぶ事で過去に起きたことを疑似体験することはできます。
ただし文章には血が通っていません。
実際に狩猟という行為を経て血の通った体験をすることで、
管理人の今までの人生では学ぶ事ができなかった事を一気に学ばせてもらった気がします。
少し大げさな気もしますが本を読むだけでは血の通った経験をすることはできないと今回の一件で痛感した気がします。
管理人も若い頃は歴史や宗教、哲学についてそれなりの量を読みましたが、少々頭でっかちになっていたのだと思いました。
いや、本から学ぶ事は重要なんですが、実体験から学ぶ事もそれと同じように重要なのだと。
命の重みはその掛け替えのない命にふれたことでしか本質的には理解できないのだと思い知らされました。

スリングショット猟を実際に行ってみて鴨に玉を当てることで、色々と思うことがかえって増えました。
その辺りの考察は改めて記事にしたいと思います。
正直、この記事を書いてる時点では興奮も冷め半矢にしてしまった事を後悔して少々へこんでいます。
昨日、軽犯罪法で摘発された人の記事など見ないで素直にファールディングナイフでも携帯して、
確実に止めを刺してさえいればこんなに罪悪感に悩まされる事もなかったのになあ。
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