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in プロジェクトカーズ2日記

Project Cars3が目指すべきはF1シリーズだったと思う

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前作Project Cars2の発売から3年余りの月日を経てアーケードに生まれ変わって帰ってきたProject Cars3ですが(以下Project CarsはPCと表記)Steamの評価を見る限りアーケード勢には概ね好評のようです。ただシム勢にはアーケードに調整されたPC3は当然のごとく酷評の一言であり管理人もPC3は全く楽しむことができずサクッと返金させていただきました。

管理人はYoutubeでシムを含めレースゲームの実況をされている方を多数登録して参考にさせて頂いていますが(主に海外の方)PC3の発売直後は多数の方がプレイしていたものの発売から2週間余りが経過した今では誰もPC3を扱っておらず人によっては発売直後ですらPC3の話題に触れてすらいません。(当然といえば当然ですが)

PC3のレビュー記事でも軽く触れたのですがシムのプレイ人口より圧倒的に多いアーケード層を取り込み売り上げの増加に繋げたいのはわかりますが前作がシムだったものを何の前触れもなくアーケードでリリースしたらシム層に反感を食らいネガティブな評価しかつかないのは発売前から分かりきっています。

当方はF1 2018と2019しかプレイしていませんがPC3が目指すべきはF1シリーズだったと思います。主にプレイしているF1 2019をプレイする限りではトラクションコントロールといった各種アシスト機能をすべてオフにすると馬力の高さも相まってマシンの挙動はシビアの一言でアクセルやブレーキコントロールが雑だと簡単に挙動は乱れるしスピンします。尚且つペースが速い事からCPUのAIレベルが高い場合の難易度は相当高いと感じます。

ただブレーキアシストを含め各種アシスト機能をフルに使用すればアクセルやブレーキコントロールがアバウトでも楽に操作可能となり大幅に難易度を下げることができます。F1シリーズはレーシングラインの表示機能も当然のように用意されており、車両へのダメージ無効やスタートダッシュアシストなどレースゲーム初心者でも楽しむ事ができるようにゲームの難易度を下げるための様々なオプションが用意されています。

CPUのAIレベルも0のベリーイージーから110の最高難易度アルティメットまで幅広く設定することが可能でありCPUのAIレベルを低く設定しアシスト機能をフルに使用すれば難易度が低いコースではアーケード的に楽しむ事もできると思います。まあアーケード的は流石に言い過ぎだと思いますがAiレベル60のハードくらいならそれほどペースは速くもなく(むしろ遅い?)、これだけ幅広い範囲でAiレベルを設定できれば普段アーケードをプレイされている方でもカジュアルに楽しむ事ができると思います。

その結果現役のレーサーから普段rFactor2のような難易度の高いシムをプレイする層も楽しむことができる難易度でありながらアーケード層も楽しむことができると幅広いユーザーを獲得することに成功しています。F1シリーズは新作が出るたびにアシスト機能などゲームの難易度をを下げるための機能が強化されレースゲーム初心者でも楽しむ事ができるように様々な面で配慮されています。

Automobilista2(AMS2)のフォーミュラカーはアシスト機能をフルに設定してもそこまで操作難易度が大きく変わることもなくシビアの一言で万人向けの調整とは思えませんがAMS2とF1 2019で同じコースを走る限りF1 2019はアシスト機能をフルに設定すればAMS2より操作難易度は明らかに低いと感じます。

ただAMS2と比較するとF1 2019はスタビリティコントロールの設定がないので鈴鹿サーキットのS字区間など特定のコースはF1 2019のほうが難易度が跳ね上がっていると感じます。いずれにせよF1 2018はシビアすぎて管理人は対応できませんでしたしAMS2のフォーミュラカーもいまだに苦戦していますがF1 2019はアシスト機能とCPUのAIレベルをコース難易度によって適宜調整することでカジュアルに楽しむ事が出来ています。

F1シリーズの新作は一握りの上手い方だけしか楽しむ事ができなかった従来のシムの概念を取り除き各種アシスト機能を充実することで設定次第で誰でも楽しむ事ができる万人向けな作品を目指していると思われますがレースゲーム初心者に対する気配りと調整が実に上手いと思います。

PC3ではレーシングラインを廃止しています。アーケード層を取り込みたい目的でPC3をアーケードに仕様変更したのであれば正直何がしたいのか良く分かりません。レーシングラインはF1シリーズやACCやAMS2などの最新のシムで当たり前のように採用されていますがこれはプレイする上での難易度を下げ、少しでもプレイ人口を増やすための配慮だと思います。(しいては販売本数を増やすため)PCシリーズを開発したSlightly Mad Studios(SMS)にはこの点に対する配慮も欠けています。

PC3がやるべきだったのはPC2のリソースをそのまま流用し基本シムとしてプレイできるようにする。マシンの挙動とFFBを微調整して完成度を上げる。マシンサウンドをACCやAMS2レベルにまで引き上げる。後はプレイできるコースのラインナップを増やす。

アシスト機能の設定の調整幅を増やしフルに設定した場合の操作難易度をF1シリーズと同等またはそれ以上に易しくする。最悪PC2にこの機能を追加するでよかったと思います(またはアーケードモード的なものを用意する)。そうすればシム層もアーケード層も楽しむ事ができます。

SMSは前作PC2ファンの心情を無視しているし単純にアーケードに調整しただけのPC3をリリースした事でPC2ファンはPCブランドを完全に見限ったと思う。結果的にPCブランドはアーケード層を取り込むことに成功した半面、従来の購買層だったシム層が離れることになったの間違いなくSMSの行為は完全な悪手というしかないです。

PC2は管理人にシムの面白さを教えてくれる切っ掛けとなった作品であり今でもプレイするほど大好きですが、PC3はF1シリーズのように調整するだけでシム層もアーケード層も楽しむ事ができる作品に仕上がり、アーケード層を取り込むことで販売本数の大幅な増加を期待できたことを考えるとPC3は本当に残念な作品だと思います。







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