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in MHW MOD

PC版MHW Quest Editorを使用したクエストの編集例 その⑤

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PC版MHW Quest Editorを使用したクエストの編集例 その④の続きです。



.gmdファイルについて

今回はCirilla Toolkitを使用してゲーム上で作成したクエストを受注できるようにするまでの流れについて解説していきたいと思いますが、クエストを受注するためのクエスト情報が格納されている.gmdファイルは以下のパスにあります。


任務クエスト、フリークエストの.gmdファイルの場所
\chunk\chunk0-dir\chunk0\common\text\quest

今回はクエストID「471」、クエスト名「闇をまとう赤光」、狩猟対象「シャムオス11頭の討伐」の.gmdファイルを使用します。上記のパスには任務クエスト、フリークエストの.gmdファイルの一覧が格納されておりますが、.gmdファイルには英語、中国語、日本語など12カ国の言語用のファイルが用意されています。

日本語用のファイルは「q00471_jpn.gmd」ですが、ファイル名の「00471」がクエストID、「jpn」が日本語用のファイルであることを指しますが、英語用のファイルは「eng」、中国語は「chT」といった感じです。

NexusMODなどで自身が作成したクエストMODを公開する際には12カ国の言語に対応した.gmdファイルをすべて用意するのが理想ですが、面倒な場合は英語用のファイルを最低限用意すればよろしいと思います。自分だけで使用する場合またはフレンド間でプレイするだけの場合、日本語用のファイルである「qxxxxx_jpn.gmd」ファイルを用意すればよろしいと思います。(配布する対象が日本人のみの場合)

また仮にクエストMODをダウンロードしたが日本語用の.gmdファイルが添付されていない場合、そのまま適用すると文字化けする場合があります。その場合には.gmdファイルを日本語用のファイルである「jpn.gmd」にファイル名を変更すれば改善します。






Cirilla Toolkitを使用して.gmdファイルを開く

今回はクエストID「471」使用したので以下のパスにある「q00471_jpn.gmd」をコピー、デスクトップなど作業しやすい場所にファイルをコピーします。(IDが異なる場合そのIDのファイルを開きます)

任務クエスト、フリークエストの.gmdファイルの場所
\chunk\chunk0-dir\chunk0\common\text\quest\q00471_jpn.gmd



Cirilla Toolkit

Cirilla Toolkitを使用して.gmdファイルを開くには「File」→「Open」で.gmdファイルを指定する。またはツール上にドラッグ&ドロップする事もできます。なお、Cirilla Toolkitは複数の.gmdファイルを同時に開くことができます。

.gmdファイルを開くと「Home」タブの右隣に開いた.gmdファイルの名称でタブが表示されます。今回の例では「q00471_jpn.gmd」が表示されるため、「Entries」タブを開くとクエスト情報が表示されます。

主に編集するのは次の項目です。

・QUEST_NAME:「クエスト名」
・TARGET:「狩猟対象」
・MISS:「制限時間、クエストで力尽きることができる回数」
・CLIENT:「クエストの発注者」
・REQUEST_TXT:「クエストの説明」

※これら5項目はあくまでもクエストを受注する際に表示される情報にすぎないため必ずしも設定する必要はありません。自身でプレイするだけで第三者に配布する予定がなく、面倒であれば空欄のままでも構いません。クエスト受注一覧に表示するには.gmdファイルと.mibファイルのクエストIDが合致している必要があります。



QUEST_NAME
ここではクエスト名を設定します。クエストの名称は何でも構いませんが、何のクエストなのか自身が識別しやすい名称がよろしいと思います。

設定値:誰が玉座に牙を剥く?

今回は元のクエスト名である「誰が玉座に牙を剥く?」を設定します。

TARGET

狩猟する対象のモンスター名を記述します。

設定値:「ネルギガンテ」


MISS

制限時間とクエストで力尽きることができる回数について記述します。


・制限時間終了
・3回力尽きる


CLIENT

クエストの発注者名を記述します。自身のハンドルネーム的なものを記述すればよろしいと思います。


REQUEST_TXT

クエストに関する説明について記述します。

例えば「Reward rem ID」を龍脈石(英雄・猛者)や宝玉等素材のドロップ率を高く設定している場合にはそれが分かるように記述しても良いと思います。



Cirilla Toolkitテキスト欄の変更

1.上記の5項目のテキスト欄を修正する場合「Value」以下の部分をクリックするとカーソルが合わさるため直接入力することができます。なお編集できるのは「Value」の箇所だけで「Index」と「Key」の項目は編集できません。


Cirilla Toolkit2


2.「Import/Export CSV」→「Export Values to CSV」を選択すると現在開いている.gmdファイルの内容をCSVファイルで出力できます。後はメモ帳などで編集した上で「Import/Export CSV」→「Import Values from CSV」→「Open CSV File」→「q00xxx.csv」→「Apply changes」で取り込むことができます。


Cirilla Toolkitのインポート機能の注意点


例えばクエストID471の場合だと出力したCSVファイルを開き、「Q00471」の部分を「471」から「472」に変更してImportしてもCSVファイルはインポートできません。このツールのインポート機能は現在開いているIDと同じIDのCSVファイルしかインポートできないようです。新規のIDで.gmdファイルを作成するやり方が現時点で分かっていません。やり方が分かったら記事に追記したいと思います。




編集した.gmdファイルの保存

Cirilla Toolkitの「File」→「Save」を選択、ファイルを保存するパスを指定して編集した.gmdファイルを保存します。



作成したMODファイルのコピー

Cirilla Toolkitで編集済みの.gmdファイルとQuest Editorで編集済みの.mibファイルは以下の場所にコピーします。MHWのインストールフォルダに「nativePC」などフォルダがない場合には新規で作成する必要があります。


.gmdファイルのコピー先
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Monster Hunter World\nativePC\common\text\quest\q00471_jpn.gmd(既定値)


.mibファイルのコピー先
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Monster Hunter World\nativePC\quest\questData_00471.mib(既定値)





MHWクエスト受注画面

ゲームを起動して動作チェック

今回作成したクエストはフリークエストの★9、クエスト名「誰が玉座に牙を剥く?」でイベント発生時以外でも常時プレイ可能です。MHWを起動しフリークエストの★9の受注可能なクエスト一覧に作成したクエスト名が表示されているか確認します。表示される場合には
クエストを実際にプレイしてQuest Editorで編集した通りになっているか、「Reward rem ID」で指定した報酬内容になっているか等を一通りチェックをします。

Quest Editorで設定したモンスターのHealth値に対してゲーム上のモンスターのHPがどの程度に設定されたかをチェックするには以下の記事で解説しているMODが便利です。

PC版MHW MOD モンスターのHPを表示するMOD 導入メモ


作成したクエストが表示されない

根本的な問題として編集した.gmdファイルのクエストIDと.mibファイルのクエストIDが異なっていることが考えられます。仮に両者のクエストIDが同じ場合ですが、以前の記事で触れていますが一部のクエストIDは指定しても正常に適用できない場合があります。以下の記事の「クエストIDの設定」の箇所で当方が動作確認済みのクエストIDについて記載していますのでそのIDで試してみてください。

PC版MHW Quest Editorを使用したクエストの編集例 その②




MHWレーシェン

エンシェント・レーシェンのクエスト

「エンシェント・レーシェン」をQuest Editorを使用してスポーンさせる場合には注意点があります。ヴァニラのエンシェント・レーシェンと対戦できるクエストはクエスト名:「依頼:森の精霊」、クエストID:「67610」ですが、クエストIDを変更した場合にはそのままだとレーシェンと遭遇しても敵対しないため戦闘状態に移行しません。

エンシェント・レーシェンをスポーンさせる場合にクエストIDを「67610」から変更した場合には、以下のファイルを用意する必要があります。(※レーシェン単体でスポーンするクエストのみ動作チェックしています)

クエスト名:「依頼:森の精霊」
クエストID:「67610」


コピー元
\chunkHiPC\chunk2\quest\q67610

コピー先
\nativePC\quest\q00671

この「q67610」フォルダには「event」、「fsm」、「sound」の3つのフォルダがあり、各種データが格納されています。詳細は不明ですがこれらのデータをコピーしない場合、敵と遭遇しても戦闘状態になりません。また「sound」フォルダ以下の「qt67610.wwct」を導入すれば「依頼:森の精霊」同様に受付嬢がレーシェンと戦闘時にアドバイスをくれますが受付嬢の音声も流れます。またレーシェン戦のBGMですがクエストIDを変更した場合にはレーシェン戦のオリジナルのBGMは鳴りません。













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