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in MHW MOD

PC版MHW Quest Editorを使用したクエストの編集例 その③

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PC版MHW Quest Editorを使用したクエストの編集例 その②の続きです。


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「誰が玉座に牙を剥く?」 「Objectives」タブ デフォルト値



「Objectives」タブ

ここではクエストで狩猟するモンスターが1体か複数かで設定を変更します。上記SSのデフォルト値は「誰が玉座に牙を剥く?」のデフォルトの設定値です。イベントクエスト「誰が玉座に牙を剥く?」ではネルギガンテ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリの3体を同時に討伐しますがその場合の設定値は次のようになります。

デフォルト値
「Main Objective 1」
「objective Type」:「Multi monster quest」
「Mutti-Monster」チェックボックス:「ON」
「Objective ID」:「Anjanath」
「Amount」:「3」

解説

「objective Type」

これはクエストで狩猟するモンスターが複数の場合には「Multi monster quest」、単体の場合には「Slay」、「Hunt」のいずれかを設定します。「Slay」は前回の記事で触れましたがクエストの成功条件がモンスターを討伐のみ(捕獲は失敗扱い)。「Hunt」はモンスターのHPを0にする、または罠を使用して捕獲する。どちらも成功条件となります。

「Common」タブの「Quest Type」が「Hunting quest」の場合は「objective Type」を「Hunt」に設定し、「Slaying quest」の場合には「Slay」を設定します。

「Mutti-Monster」チェックボックス

クエストで狩猟する対象のモンスターが複数の場合には「チェックボックス」を「ON」に設定します。1体のみの場合には「OFF」に設定します。

「Objective ID」

クエストの狩猟対象が複数体の場合には「Anjanath」(アンジャナフ)を設定するようです。1体の場合には狩猟する対象のモンスター名を設定します。

「Amount」

クエストで狩猟するモンスターの数を設定します。「誰が玉座に牙を剥く?」でははネルギガンテ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリの3体を討伐するため設定値は「3」になります。狩猟対象が1体のみの場合には「1」を設定します。


image5_2019121208192884a.jpg

「Objectives」タブ 変更後




変更後の設定値:

「Main Objective 1」
「objective Type」:「Slay」
「Mutti-Monster」チェックボックス:「OFF」
「Objective ID」:「Nergigante」
「Amount」:「1」

今回はネルギガンテのみをスポーンさせるため上記のように設定しました。






Monstersタブ

「Monsters」タブ デフォルト値



「Monsters」タブ

「Monsters」タブではクエストで狩猟する対象のモンスターのステータスについて設定します。「Monsters」タブは「Monster 1」から「Monster 7」まで設定可能です。

「Small Monsters」タブで小型モンスターについて設定できます。デフォルトでは「Monster 1」でネルギガンテ、「Monster 2」でナナ・テスカトリ、「Monster 3」でテオ・テスカトルが設定されています。


モンスターのステータスは以下のような設定項目がありますが、詳細に検証しているわけではないのでよく分かっていない箇所が少なくありません。以下の説明は恐らくこのようなものではないかという推測が多分に入っていることをご了承ください。

「Monster」:モンスター名
「Health」:モンスターの体力、部位破壊のしやすさにも関係(モンスターの種類によりベースとなるHPが異なるため同じ設定値でもゲーム上のHPは大きく上下します)
「Defece」:防御力
「Size」:モンスターの大きさ(この値を増やすことで超巨大なモンスターをスポーンさせることもできます。)
「Part HP」:モンスターの体力に関係(「Health」、「Part HP」を組み合わせて調整している模様。特に歴戦王クラスは大幅に高い)
「Status Buildup」:
「Base Exhaust」:モンスターのスタミナ、疲労度に関係

「(Arch-)Tempered」:上位か歴戦モンスターかを定義するフラグと思われます。モンスターが古龍カテゴリの場合には歴戦王かそれ以外かを決定するためのフラグの一つでもあります(詳細については前回の記事を御覧ください)。

「(Arch-)Tempered」をオンにすると古龍種以外のモンスターは歴戦特有のメタリック調の外観となりますが、オンにした場合同じステータスでも攻撃力が高くなるなど全体的にステータスが上がっていると思われます(古龍種を含めすべてのモンスター共通と思われる)。

逆に「(Arch-)Tempered」をオフにした場合、ベースは上位相当となり同じステータスでも目に見えてダウンが取れやすく、敵のスタン値を含め全体的にステータスが下がっていると思われる。

「Sobj ID」:モンスターの初期スポーン地点とエリア移動する際のルート(初期値は「0」、初期値は歴戦古龍の調査クエストと同等と思われる)
「Attack」:攻撃力
「HP/Attack Roll」:
「Size Table」:モンスターの大きさに関係
「Base Status」:
「Base Stun」:スタン攻撃をする際の気絶値に関係
「Base Mount」:乗り攻撃の蓄積値に関係


「Sobj ID」を設定する際の注意点

「Sobj ID」を「0」に設定するとモンスターの初期スポーン地点がデフォルトのスポーン地点となります。ネルギガンテだと北西キャンプの隣接エリア、クシャルダオラだと東キャンプ側のエリアといった具合です。

注意点としては例えばキリンの場合マップを陸珊瑚の大地を指定、「Sobj ID」を「0」に指定すると初期スポーン地点が陸珊瑚の大地のマップの北東のキリンの寝床になります。「Common」タブの「MAP」で陸珊瑚の大地から龍結晶の地に変更した場合は「Sobj ID」が「0」だと龍結晶の地でキリンがスポーンするのは同様にマップの北東になりますが、そこは険しい山の奥で徒歩で麓まで歩いて移動することができないためキリンはマップにスポーンしても地形に阻まれてスタックしているようでキリンとは対戦できません。マップを変更する際にはモンスターの初期スポーン地点と移動するエリアを考慮する必要がありますので注意が必要です。

この件に関してはモンスターなどのオブジェクトのスポーンなどについて管理しているSOBJファイルを編集することで元はそのマップにスポーンしないモンスターの初期スポーン位置からエリア移動する際のルートなどを定義可能なようですが、現時点でSOBJファイルの編集のやり方が分かりません。分かり次第記事に追記したいと思います。SOBJファイルについては以下のWIKIで解説していますので興味のある方は覗いてみてください。

SOBJ Editing



以下は任務クエストの上位ネルギガンテ討伐クエストである「渇望の黒創」、歴戦ネルギガンテ「誰が玉座に牙を剥く?」、歴戦王ネルギガンテ「破滅が来たりて喇叭を鳴らす」のステータスの一覧です。

また「誰が玉座に牙を剥く?」のクエストでは3体のモンスターを討伐しますが、複数のモンスターを討伐するクエストは1体のみを討伐する場合と比較すると「Health」:モンスターのHPが大幅に低く設定されています。

MHW龍結晶の地MAP2

龍結晶の地 ネルギガンテのエリア移動ルート


クエスト名:「渇望の黒創」
クエストID:701

デフォルト値:

「Monster」:「Nergigante」
「Health」:「202%」
「Defece」:「100%」
「Size」:「100」
「Part HP」:「200%」
「Status Buildup」:「130%」
「Base Exhaust」:「150%」
「(Arch-)Tempered」:「OFF」
「Sobj ID」:「0」(初期スポーン地点⑦、エリア移動ルート、⑦→②→⑦→⑧寝床(②以降のルートは一定のHPを切らない状態で一定時間経過した際に③の溶岩地帯に向かうのか⑥のクシャの初期スポーンエリアに向かうかは未検証)
「Attack」:「380%」
「HP/Attack Roll」:「0」
「Size Table」:「0」
「Base Status」:「130%」
「Base Stun」:「130%」
「Base Mount」:「100%」




クエスト名:「誰が玉座に牙を剥く?」
クエストID:66610

デフォルト値:

「Monster」:「Nergigante」
「Health」:「142%」
「Defece」:「100%」
「Size」:「100」
「Part HP」:「215%」
「Status Buildup」:「130%」
「Base Exhaust」:「180%」
「(Arch-)Tempered」:「ON」
「Sobj ID」:「5」(初期スポーン地点②、エリア移動ルート②→①→②→⑥→⑦→⑧(寝床))
「Attack」:「550%」
「HP/Attack Roll」:「0」
「Size Table」:「3」
「Base Status」:「130%」
「Base Stun」:「130%」
「Base Mount」:「150%」




クエスト名:「破滅が来たりて喇叭を鳴らす」
クエストID:62506

デフォルト値:

「Monster」:「Nergigante」
「Health」:「208%」
「Defece」:「100%」
「Size」:「100」
「Part HP」:「435%」
「Status Buildup」:「170%」
「Base Exhaust」:「200%」
「(Arch-)Tempered」:「ON」
「Sobj ID」:「3」(初期スポーン地点①、エリア移動ルート①→②→③→④→⑤→①→②→⑦→⑧(寝床))
「Attack」:「800%」
「HP/Attack Roll」:「0」
「Size Table」:「3」
「Base Status」:「140%」
「Base Stun」:「125%」
「Base Mount」:「200%」



ネルギガンテで検証してみましたがモンスターのHPなどの状態をチェックできるMODを使用して確認したところ、歴戦調査クエストの2枠のHPがおよそ7638程度でした。(個体差により上下します)。ネルギガンテだと「Health」:「229%」、「Part HP」:「215%」で設定するとゲーム上のHPは8060ほどです。

上位、歴戦、歴戦王のステータスの一覧を比較すると一目瞭然ですが「Base Mount」、乗り値の蓄積度はランクが上がるにつれて大幅に上がっており、「Base Stun」スタン攻撃時の気絶値については歴戦よりも歴戦王は若干数値が低いことから、やや気絶しやすい調整になっている事がわかります。

ネルギガンテの「Attack」、モンスターの攻撃力は上位「380%」、歴戦「550%」、歴戦王「800%」となっています。他の歴戦王の古龍種はおよそ「760%」前後だと思いますが、MHWで最高火力を誇るのは(アイスボーンは記事を書いている時点でリリースされていないため除外)意外にも歴戦王ネルギガンテではなく歴戦王ゼノジーヴァの「900%」でした。これは「Attack」で設定できるMAX値となっています。

王ゼノとプレイしている際に地中から吹き出す攻撃やビームなど一部の攻撃ははHP200、防御力500オーバー、近接武器でプレイ時でも一発で力尽きることがありますが納得の火力の高さです。

歴戦ネルギガンテは通常「Attack」「550%」程度ですがこの程度の攻撃力だとドラケンやγ防具で固めると被ダメージは非常に低いためプレイしていて緊張感が乏しいです。よってネルギガンテを含め古龍とプレイする際には「Attack」値「760%」前後に調整しています。

「Attack」値「760%」前後だとドラケンやγ防具で固めても攻撃によっては一発でごっそりHPを持っていかれるためプレイ時の緊張感が大幅に増します。後はネルギガンテを除く古龍とプレイする際には歴戦王モンスターに変更しています。ただ歴戦王はHPが非常に高いため毎回そのHPを削るのは面倒なため、HPは歴戦古龍相当に調整してカジュアルに楽しんでいます。

モンスターのステータスは自身の嗜好によりカジュアルにプレイしたい場合は全体的に下方修正すれば良いですし、よりシビアな難易度で楽しみたい場合には全体的に上方修正すれば良いと思います。あまりやりすぎるとバランスが崩壊するためヴァニラのバランスを維持したままカジュアルに楽しみたい場合には「Attack」と「Health」だけを調整する程度が無難と思われます。




ネルギガンテのみスポーンする際の設定

デフォルト値
「Monsters」タブ

「Monsters 1」タブ
「Monster」:「Nergigante」

「Monsters 2」タブ
「Monster」:「Lunastra」

「Monsters 3」タブ
「Monster」:「Teostra」


「Monsters 2」タブと「Monsters 3」タブの「Monster」を「None」に設定します。

設定値
「Monsters」タブ

「Monsters 1」タブ
「Monster」:「Nergigante」

「Monsters 2」タブ
「Monster」:「None」

「Monsters 3」タブ
「Monster」:「None」






注意点

テオの寝床

テオテスカトルの寝床エリア

例えばゼノジーヴァと龍結晶の地で対戦するようにしたい場合に「Monsters」タブの「SobjID」:「0」にした場合にはエリア移動後にテオの寝床で対戦することになりますが、龍結晶の地のテオの寝床に通じる通路はマップ上にテオテスカトルがスポーンするように設定していない場合、寝床に至る通路が閉じているためテオの寝床に行くことができません。

この問題に関してはモンスターなどのオブジェクトのスポーンなどについて管理しているSOBJファイルを編集することでテオをスポーンするように設定せずとも対応可能なようですが現時点でSOBJファイルの編集のやり方が分かりません。分かり次第記事に追記したいと思います。SOBJファイルについては以下のWIKIで解説していますので興味のある方は覗いてみてください。

SOBJ Editing


現在分かっている制限事項

翼竜の止り木

収束の地のゼノジーヴァ 翼竜の止り木

収束の地ではマップの性質上、翼竜の止り木から翼竜に乗ってゼノジーヴァのいるエリアに移動しますが、Quest Editorを使用してゼノジーヴァのクエストを編集しただけだと翼竜の止り木が現れないためゼノジーヴァのいるエリアに移動できません。

記事を書いている時点では対処法が分かりません(ゾラ・マグダラオスは未検証ですがマップの性質上翼竜に乗って移動するため同じかもしれません)やり方が分かれば追記したいと思います。



今回は切りが良いのでこのあたりで終わりたいと思いますが、次回は「Spawn」タブ以降について触れていきたいと思います。

PC版MHW Quest Editorを使用したクエストの編集例 その④


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