ストッピングパワーのお話

さて、たまにこのブログにいらっしゃる方がどんなキーワードで検索して来られるのか?
確認しているのですが、クロスボウの殺傷能力というキーワードがちらほらあります。
物騒ですね。
ただ管理人もきになるのでちょっと調べてみようと思います。
拳銃などの弾とクロスボウの矢では弾の重量、形状もことなるわけですので単純に威力を測る事は難しいと、
思いますが運動エネルギーから類推することは可能と思われます。
ストッピングパワーという概念から推測してみたいと思います。

以下wikiから

ストッピングパワー(Stopping power)とは、けん銃や小銃などの小火器から放たれた銃弾が生物に命中した際、その目標となった生物をどれほど行動不能に至らしめるかの指数的概念である。
特に目標が人間の場合、マン・ストッピングパワーと表現する事がある。よく混同されるが、あくまで行動不能に陥らせる程度を表す指数であり、即死させる事は絶対条件ではない。

本稿では特にマン・ストッピングパワーについて解説する。
ただし、以下に解説するのは、現在もっとも一般的と思われるものを列挙するが、ストッピングパワーに関しては実験が困難である等(人体実験となるため)の理由により不明な点が多く、多くの諸説があるのが現状で、中にはそもそもストッピングパワーという考え方自体が誤りであるとする識者[誰?]の意見もある。

神経学的な影響[編集]
銃撃により目標の中枢神経系を破壊し、神経伝達を遮断することにより行動不能に陥らせることが出来る。中でも脳幹部への銃撃がもっとも有効とされる。これは、特に運動系を破壊し、随意運動を確実に封じるためである。その他の運動系に深く関わらない脳の部位では確実性に欠けるといわれる。ただし、もとより致命的部位には変わりないので、そのまま死亡に繋がりやすい。
けん銃など、威力の低い弾薬を使用する小火器については、脳幹部への銃撃が唯一確実に相手を行動不能としうる射撃部位となる。一方、小銃など威力の高い弾薬を使用する火器は、頭部に弾丸が命中した際の衝撃による、急激な肉部の拡張(空洞現象)による圧力に頭蓋骨が耐え切れず、頭部が破裂を起こしてしまうので、けん銃などより容易に神経伝達の遮断を期待することができる。

物理学的な影響[編集]
[icon] この節の加筆が望まれています。
運動エネルギーの伝達[編集]
1896年、ドイツのローヌは、80ジュール(J)の運動エネルギーをもつ質量12.5gの砲弾が、兵士に対して負傷を与えるには十分であると証明した。その後、エネルギー量については多くの実験が行われ諸説が提出されたが、この80ジュールという値は、その後、北大西洋条約機構(NATO)においても継承された[1]。
また、銃・砲弾の形状に工夫が凝らされるにつれ、エネルギー量だけでなく、その伝達についても注目されるようになった。ドイツの警察が9x19mmパラベラム弾を使用する拳銃を審査するにあたって採用した指針においては、「弾道ゼラチンに対して20~30cmの侵徹長を確保し、また侵徹長の最初の5cmにおいて30〜60 J/cmのエネルギー発散を行う」という値が提示された[2]。
大量出血による血圧低下[編集]
動脈が被弾し破れると、大量の血液が急激に失われるため、失血性のショック状態によって行動不能となる。アメリカ海兵隊で、狙撃時に股間を狙えと教えているのはこのためである[要出典]。股間を狙撃しようとすると、着弾が左右にずれれば大腿動脈、上にずれれば下行大動脈への被弾が期待できる。

精神的な影響[編集]
アメリカの銃撃事件の被害者に対する調査によると、実に40-50%のケースにおいて、撃たれた箇所が致命的な部位でもないにもかかわらず、即座に行動不能になったという事実が確認されている。これらは一般人が、世間のメディアやエンターテイメントに流通する過剰な銃の威力の表現に対し、刷り込みをされているからだといわれている。
映画等では小口径の、実際には威力の低い銃で撃たれたにもかかわらず、演出のために吹き飛ばされるように倒れる表現が目立つ。しかし銃で撃たれた事による衝撃は、実は大きくない。44マグナムでさえ人が歩く1/20の仕事量しか発揮できない。その刷り込みのため、「撃たれたら死ぬ」との強い思い込みから致命的な部位に銃撃を受けなくとも、行動不能になってしまう。これは心理的なものなので、実際の効果については個人差が大きい。事例では、銃を向けられて発砲音を聞いただけで撃たれたと勘違いしてしまい、急に苦しくなり、即座に立っていられなくなったというものもある。

事例
歴史上、マンストッピングパワーが問題となる事件がたびたび発生し、議論を呼んでいる。
米比戦争(1899年〜1913年)
当時、アメリカ軍では.38ロングコルト弾を使用するコルト M1892(英語版)を採用していたが、モロ族との戦闘で威力不足が問題になった。このことから、1911年、より大口径の.45ACP弾を使用するM1911が採用された。これは1985年にベレッタM92が新たに制式採用となるまでアメリカ軍の制式採用銃であり続け、また現在でも絶大な人気を誇っている。
マイアミ銃撃事件(1986年)
14名の連邦捜査局(FBI)捜査官が重武装した2名の銀行強盗犯を検挙しようとした際に発生した銃撃戦である。この戦闘の初期の段階で、FBI捜査官は犯人の一人の右胸部に1発の9mm口径のホローポイント弾を命中させていたにも関わらず犯人は行動停止に至らなかった。最終的に犯人2名が射殺された一方、FBI側も2名の捜査官が殉職、4名が負傷した。
コアテス巡査殉職事件(1992年)
サウスカロライナ州ハイウェイ・パトロールのコアテス巡査が殉職した事件。コアテス巡査は357マグナム口径のホローポイント弾を4発命中させていたにもかかわらず、犯人の22LR口径の拳銃による応射を受けて殉職した。

まとめ
ストッピングパワーとして必要な運動エネルギーは80Jあれば充分であるようですが、
そもそもの定義として銃撃の対象を殺傷するのではなく行動不能に陥らせる事が目的である以上、
こと殺傷能力がどうかでいうとあまり目安にはならないようです。
また80Jが射撃対象を行動不能にするための運動エネルギーとして適切かどうか?ということでいうと、
上記の事例を見ても拳銃で銃撃を受けても、行動不能になっていない事が多々あることから、
微妙な数字かもしれません。
頭部を狙うのが確実化と言われればライフル銃ほどの運動エネルギーがクロスボウにあるわけではないため、
まぞ頭蓋骨を抜くことは難しいと思われます。
頭蓋骨はその固さは一説にはコンクリートの3倍以上の強度があるとか。
また形状が丸いため矢の直撃を受けてもその威力が綺麗に頭蓋骨に伝わらず、
兆弾してしまうのではないか?と推測されます。
仮に人間を対象にした場合、窒息死を狙うか?心肺停止を狙うか、出血多量で失血死を狙うか?といったところ。
窒息死であれば肺を射撃して肺にダメージを与え呼吸困難にしてしまえば行動不能にでき、時間経過とともに死は免れないかと。といっても肺は二つありますからね。
または心臓を射撃、心臓に確実にダメージを与え心配停止させる。
後は意外なところで上記の例にあった股間を狙い出血多量による失血死を狙う。
鹿猟でもセオリーなのが心臓ないし、肺を狙う事。
呼吸を困難にして窒息死を誘うか心臓を狙って心肺停止を狙うか?
いずれもブロードヘッドを使用すれば矢は綺麗に抜けずに肺や内臓、心臓をずたずたに引き裂くものと思います。
ただいづれも肋骨で守られているので狙撃するには猟師なみに熟練の技術が必要になりそうですね。
クロスボウで致命的な損傷をあたえ殺傷するのは狙う部位によりますが、可能かもしれませんが、
肋骨を避けて肺や心臓に射撃する技量が必要になりそうです。
ただストッピングパワー80Jでいうと300FPS越えのクロスボウで充分な威力ですので、
とりあえず一撃叩き込んでダメージを与え行動不能にしておき動けなくなったら、
冷静に二射、三射と叩き込んで留めを刺せばよいのではないか?と思われます。
接近して鉈で切りつけたほうが早いかもしれませんけどね。

おそらく400FPS越えのクロスボウを使用してもそこまで劇的に威力が出るとは思えませんので、
こと殺傷能力というとやはり、ライフルとは運動エネルギーの桁が一桁違う事もあり、
難しそうですね。
ただ狙う部位によりブロードヘッドを装着し肺や心臓にダメージを与えてしまえばその限りではないかと。
それ以外の部位を狙撃しても殺傷する事は難しいのではないでしょうかね?
そのまま放置していたらわかりませんけどね。

仮の話ですけど暴漢が包丁などで武装して家に押し入ってきたとします。
暴漢がドアを破ろうとしていると仮定。
ドアを破られるまでの間にクロスボウに弦を張り矢を挿入して射撃体勢に入ります。
ドアを蹴破った暴漢がこちらに対し包丁を持ち明確な殺意を向けている状態だとしたら、
どうすればよいでしょうかね?
止まれ!止まらなければ撃つぞ!と警告を発しそれでもこちらに近づくそぶりを見せたら、
接近戦におけるクロスボウでは二の矢はありませんのでね。
威嚇射撃もできません。
弦を張りなおしている間にこちらが殺されますわ。
そのような状況下ではさすがに正当防衛になるんでしょうかね?
考えている余地はないですね。
とりあえず一発腹に射撃してやり制圧してやります。
腹に打ち込めばまず外す事は考えにくいですしね。
動けなくなった暴漢から武器を取り上げ警察に通報する時間を稼ぐ。
こんなところでしょうかね?

こういうシチュエーションでブロードヘッドを使うべきか?どうか判断が分かれますが、
ブロードヘッドに換装している余裕は多分ないでしょうし、
過剰なダメージを与えた場合、もしくは換装するだけの心理的な余裕があったと思われ、
正当防衛と判断されにくいといったこともあるのかもしれません。
よくわからないですけどね。

この日本でおそらくクロスボウを人に向けて射撃するシチュエーションといえば、
恐らくこのくらいなのではないでしょうか?
正当防衛にあたるか否かは別ですけどね。

あ、忘れてました。
ストッピングパワーの定義80Jからいうと完全にピストルクロスボウは論外です。
たしか13Jくらいじゃなかったでしたっけ?
多分極度の興奮状態の暴漢に狙撃しても行動不能にできないと思います。
極度の興奮状態にある者はアドレナリンの過剰分泌で痛みを感じにくいという事を聞いた事があります。
そういう意味で言うと80Jというのは精神が平常時はともかく、興奮状態にあると仮定すると、
若干たりないかもしれません。
余裕を持って2割り増しの100J程度は欲しいところです。
やはり最低でも300FPS前後のフルサイズのクロスボウが欲しいところですね。

まあ、あくまでもここに書いたのは仮定のお話であり、管理人の想像というか妄想なのでね。
クロスボウで人間を殺傷する事が現実的に可能なのか?
客観的に分析したものであり、犯罪を助長するものではありません。
コラムです。/^o^\
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